ドイツ戦車 パンサーG初期型 その4 溶接痕の追加
2005年7月7日
ポリパテを塗る部分を紙やすりで荒らし、コーティングがついて欲しくないところをマスキングし・・・とツィメリットコーティングドンと来い状態で待っているのですが、コーティングブレードが到着しません(涙)
そこで待っている間にアーマーモデリングのオマケDVDでやっていた溶接の跡を追加するディテールアップに挑戦してみました。
戦車は鉄のかたまりですから、前回作ったアメリカのM3のようにリベットボコボコか今回のドイツ戦車パンサーのように溶接ベタベタで作られています。現代の自動車のようにボルトや溶接跡はほとんど見えないところに持っていくという配慮は戦闘車輌にはありません。でもその無骨さがまた力強くて、AFVの魅力でもあると思うのです。
しかしプラモではモールドで溶接跡を再現できるのはその溶接の両側がどちらも同じパーツの中にあるときだけで、実車のように2つのパーツを接着する場合は、その部分には出来ません。そこで伸ばしランナーを使って、あたかも溶接したように溶接跡を作り上げようという魂胆です。
編集長の土井さんの真似をして、伸ばしランナーを作ります。適当な長さに切って、溶接跡を付けたい部分に接着っと。そして流し込み用の接着剤(タミヤの緑の蓋のやつ)をベタベタと塗りつけます。1分ほど待って伸ばしランナーが柔らかくなったら、コテで押し付けてつぶしていきます。私はコテを持っていないのでちっちゃなドライバーの先でつぶしていきました。爪楊枝でもOK!なんてDVDでは言っていますが、ちょっと力が足りませんでした。
ほんの数分の作業で終了です。結果が良くわからないので、その部分だけサーフェイサーを塗ってみました。あまり美しくはありませんが、なんとなく溶接の跡になりました。実はこの時4箇所ほどやったのですが、この場所が比較的上手にできました。他はとても見せられません。(笑)でも、慣れてくるとどんどん上手になりますから、次の戦車を作るころには溶接名人の域ですね。(なんたるお気楽!)
(全作品完成まで あと28)
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