ドイツ戦車 パンサーG初期型 その7 基本塗装、ダメージ表現
2005年7月10日
基本塗装
ツェメリット・コーティングも無事出来たのでいよいよ塗装です。今回はエッチングパーツも使っていますし、コーティングに使ったパテも薄緑色をしていてずいぶんとおかしな色をしていますので、サーフェイサーをスプレーしました。本来ならサーフェイサーの使用は常識なのですが、あのラッカーの臭いが嫌いで避けてきました。しかし、今回は年貢の納め時ですね。
かるくサーフェイサーを吹き付けてからダークイエローの塗装です。車体が大きいのでいつもより余分に塗料が必要でした。塗り終わって乾いてみると、ツェメリット・コーティングの凸凹が目立ちます。まぁ、初めてだから仕方がないのですが、ちょっと汚らしいですね。(汗)
ダメージ表現
サーフェイサーや塗料が乾燥するのを待つ間にこんなものを作ってみました。排気管のカバーとシュルツェン(車体横のスカート)です。戦車の排気管は熱で真っ赤に焼けて、夜間などは光ったそうです。それで敵に狙われやすくなるので、ここにカバーをつけました。高熱にさらされるのと、それほど分厚い鉄板を使ったわけではないので、グニャグニャになったみたいです。また、シュルツェンは弾避けの消耗品ですから、敵の攻撃で取れたり曲がったりしたみたいです。
そこで、これらを鉛の板で作ることにしました。まぁ、どちらも伸ばせばただの長方形の板ですから、鉛板を切り出すだけです。寸法を測って切り出して、メタルプライマーとサーフェイサーを塗って塗装しました。面白いくらいグニャグニャで好きな形にダメージを与えられます。本当はフェンダーも作りたかったのですが、スジが入っていたり、リベットがついているので、鉛板を切り出すだけというわけには行きません。それで敢え無く断念です。今回はこんなもんにしておきましょう。
(全作品完成まで あと28)
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