ドイツ・8トンハーフトラック4連高射砲 その4 冬期迷彩開始
2005年11月21日
Category : AFV ドイツTags : 2cmFlak388tハーフトラック
白塗り
いよいよ冬季迷彩を行います。基本塗装まではあまり緊張もないのですが、この迷彩塗装というのは緊張しますね。失敗した時のダメージが大きいというのがその原因です。でもまぁ、冬季迷彩の場合はとりあえず真っ白にするだけですから簡単です。思い切ってやっちゃいました。
純白のボディが美しいですね。本当はもっとムラがないように真っ白にすべきなんですが、実際の戦場でも兵士の手で現場で塗られたであろう白塗装は、こんな風に下地のグレーがすこし透けて見えたに違いありません。そうでなければドイツの兵隊さんは全員プロのペンキ屋さんになれます。(キッパリ)
剥げた状態を再現(高射砲)
白塗装がすんだら順番にジャーマングレーのドライブラシで塗装のはがれ落ちた感じを再現していきます。まずは4連対空砲からです。T-34をやったときと同じやりかたで、白にちょっとだけジャーマングレーを入れたエナメル塗料でエッジを中心にやや広めにドライブラシします。そしてもう少しジャーマングレーを増やして面積を狭くしてドライブラシです。そしてまた・・・、最後には完全なジャーマングレーでエッジだけをドライブラシします。ここまでは4~5段階くらいに色を変化させてグラデーションを付けます。ドライブラシがすんだらちょっとだけ溶剤で薄くしたジャーマングレーで細筆で水が垂れたように描きます。これで出来上がりです。
別に黒で塗ってシルバーでドライブラシしておいた機関砲と砲弾を木工ボンドで接着します。最後に照準器と椅子を塗って出来上がりです。チッピングと錆は後から車体と一緒にするとして、一応4連高射砲は完成とします。
4連高射砲と平行して、ホイールの塗装をしました。ホイールもジャーマングレーでドライブラシをして冬季迷彩の白ペンキがはがれた感じにするのですが、車体の下の方ははがれ方を激しくするために、かなり濃い目にドライブラシしました。そしてドライブラシができたら、ゴムの部分を黒で塗装します。この車体は転輪だけじゃなく、起動輪にもゴムがついているようなので、全てのホイールの周りを黒で塗りました。
ちょっとだけ追加工作
これは今回のディテールアップ第2弾です。箱絵に従って、ボンネットとキャビンの間の隙間に皮(?)の蛇腹を取り付けます。エポキシパテをコネコネして粘土細工です。細くのばしたエポキシパテを隙間に押し込んで、細いコテで平らにならしてからしわを付けていきました。24時間で完全に硬化するそうなので、固まったらリューターで削りながら形を整えようと思っています。
エポキシパテによる粘土細工は簡単でいいですね。こんな大雑把なものなら簡単に作れます。もっといろんなものを作れるように練習しようと思っています。ただ、今回も(これを使うのは2度目です)量の見積もりを間違えて、実際に必要な量の3倍ほど作ってしまいました。2つの粘土を混ぜて作るので、作りすぎたら捨てるしかないですね。(涙)
(全作品完成まで あと14)
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