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ソビエト重戦車・KV-2ギガント その6 ウエザリング

Category : AFV ソビエト連邦

Scale : 1/35 Maker : タミヤ Post : 41-6

ウオッシングとドライブラシ

KV-2ギガント ウオッシングとドライブラシ

KV-2ギガント ウオッシングとドライブラシ

ウエザリングの最初はウオッシングですね。いつものように薄めたセピア色を塗りつけていきます。今回は緑系の車両なので少し黒っぽく配合しました。ダークイエローベースの場合はもっと茶色いです。ちなみにジャーマングレーのときは真っ黒です。

エナメル溶剤はプラスチックや接着部分を侵すので、つけすぎないように注意します。せっかく貼り付けたリベットがぽろぽろ取れたらショックですからね。このウオッシングなんですが、アルコールで薄めた水性アクリルでやったらどうなんでしょうね。これならプラスチックを侵される心配はないのですが、でもやったことないし。こんど小さなもので試してみるといいかもしれませんね。

そしてドライブラシです。このドライブラシは手持ちの塗料がなかったため、エナメル以外も試したことがあるのですが、まったくだめです。絶対にエナメルか油絵の具しかできませんね。ちなみにこの二つは同じようなにおいがしますよね。基本的には同じようなものなのかもしれませんね。あっ、もちろんアクリルでドライブラシをやろうとしたのは以前の話です。今回はちゃんとエナメルでやりましたよ。

ドライブラシが抹茶色からホワイトまで4段階ほどすんだら、最後にサッとシルバーをドライブラシします。う~ん、金属っぽい、と自己満足します。あとは黒のパステルですす汚れをつけました。ドライブラシをしたら砲塔の各板の合わせ目の溶接跡が見えてきました。ツルツルだったので自分でハンドリューターでつけたものなのですが、結果的にはやや成功していましたね(^^♪

チッピングとパステルワーク

KV-2ギガント チッピングとパステルワーク

KV-2ギガント チッピングとパステルワーク

続いてチッピングです。いつもはジャーマングレーとハルレッドを混ぜた色で付けていくのですが、今回は車体の色とトーンが近すぎるためブラックを混ぜました。できるだけ小さな点の集合で描いていくのですが(平面につける引っかき傷のようなチッピングはスッと線を描きます)、集中力が途切れてくるとだんだんと点が大きくなってきます。そうなったら休憩ですね。

今回はあまりはでにぼろぼろにしないつもりですが、車体が大きいのでずいぶんと手間がかかりました。それでも JS-2 の時の半分以下の時間しかかけませんでした。これ以上やると JS-2 と同じでボロボロにしてしまいますからね(笑)。

最後の仕上げはパステルです。セピアのパステルで影になりそうなところを車体全体にずっとつけていきます。次に黒のパステルで車体の奥まったところを暗くします。最後に錆色のパステル(今回はオレンジ)で錆のたまりやすそうな部分や水が流れて錆のスジがつきそうなところにつけました。鋳造肌はでこぼこなのでパステルが乗りやすいので雨だれもかっこよくできます。あと、予備燃料タンクの口の辺りも黒のパステルで汚しました。

いよいよ履帯の組み立てです。ガンバロッと!

(全作品完成まで あと13)

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