4号潜水戦車D型 その4 車体とフリウル履帯の組立て
2007年1月13日
車体の組立て
車体の大まかな部分ができあがってきました。一番特徴的なのは操縦手の窓に小さなのぞき穴があいた防水カバーが取り付けられているところと、無線手の前の機関銃の代わりに、やはり防水カバーがかけられ小さな窓が開けられているところでしょうか。
この操縦手と無線手の前の小さな窓にはクリアパーツが付けられます。操縦手側の窓だけは内側から付けられるので、塗装の前に接着する必要があります。塗装の際にはマスキングが必要になりますね。無線手側の窓は外から接着ですから、これは塗装後に取り付けましょう。
車体上部はすべて板状のパーツを組み合わせて作る箱組みで、少々手間はかかりますが、できあがってしまえばわりとキッチリと合わさります。といっても写真では少し隙間が空いていますが・・・(+_+)\バキッ!
実物の写真などを参考にしながら、溶接の痕を追加しなければいけません。接着剤が十分に固まったらその作業をすることにしましょう。
フリウル履帯の組立て
OVMの工作に入る前に、履帯を作ってみました。今回は奮発してフリウルの金属製の可動式履帯を買ってみました。以前モデルカステンの履帯を作ったときに接着剤の量が多すぎてピンの頭が溶けてしまい、バラバラになった事がトラウマになっており、少しでも丈夫な金属製のフリウルにしてみたのです。
カステンに比べてさすがに金属製ですから丈夫な感じはします。そしてチャラチャラと良く動きます。組み立ても思ったよりは簡単でした。一部穴の中にバリが出ていて(完全にふさがっている穴もありました)ピンが通らないことがあったので、途中からは全て0.5mmのピンバイスで穴を整形してからピンを通しました。手間がかかるようですが、結局はこの方が早く作業が終わります。
説明書の指定ではキット付属のマジックトラックで片側108枚なので、1枚少なめの107で組んでみました。試しに巻いてみると・・・
なんとかなり長すぎます。どうして?
しかも左右ともに107枚のはずなのに、片側が1個分長いじゃないですか。どうして??
結局現物あわせで長さを詰めました。右が103枚で左が104枚でした。大変精度良く作られているように見えて、実際は1%程度の誤差はあるのでしょうね。100枚もつなげば1枚分くらいの差になるようです。
それにしてもこの手の組み立て式履帯、つなぐのは楽なのですが、外すのはことのほか大変です。次からはかなり短めに作って現物あわせで長さの調整をしながら作ることが必要ですね。良い勉強になりました。
(全作品完成まで あと13)
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