対空自走砲 Sd.kfz.251/17C型 その8 車輪の塗装と車体下部の汚し
2007年5月22日
Category : AFV ドイツTags : 2cmFlak38Sd.kfz.251
車輪の塗装と取り付け
車体が塗れたので次はホイールです。ドイツ軍の車輌は転輪がいっぱいあって大変です。根気よく塗り分けますが、よく見えない裏側ははみ出そうが塗り残そうがそのままです。なにしろジャーマングレーとタイヤブラックはどちらもかなり黒っぽい灰色なので少々はみ出ていてもわかりませんからね。エヘヘ・・・
タイヤを塗る前にデカールを貼りました。デカールは乾燥に時間をかけますから、面倒な作業の前にやっておくと、その大変な作業が終わる頃にはちゃんと乾燥しているはずですからね。
どこにデカールが貼ってあるかって?左右に開いた装甲にドイツの十字マークが付いています。本当はドライデカールを使うつもりだったんですが、ちょっとさわっただけでもこの扉を支えている細い支柱が折れてしまいました。折れた支柱は真鍮線で置き換えました。こんなことに時間がとられてなかなか先へ進みません。
このガバッと開いた側面の装甲板が Sd.kfz.251/17 の特徴であり、魅力でもあるのですが、さすがにここまで神経をすり減らしながらも何度も壊れるとなると、閉じた状態で作りたくもなります。
車体下面の土埃の塗装
ジャーマングレーの単色塗装は単調になるので、色調に変化を持たすために車体下面にバフで土埃を表現します。
バフは通常よりも倍以上に薄めてうっすらと色が付くようにし、ふわふわと濃さを調整しながら吹いていきます。この薄さでは水性アクリルでは弾いたり流れたりするので、当然ラッカー溶剤で溶いています。最近ではすっかり臭いに慣れ、あと半年もすれば、この臭いなしでは生活できないような体になるかも(+_+)\バキッ!
このバフの超薄吹き作業をするために、ジャーマングレーの基本塗装もラッカー溶剤で溶いたタミヤアクリル塗料でしてあります。水性アクリルは意外なほどラッカーに弱いですからね。
(全作品完成まで あと13)
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