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装甲工兵車Sd.kfz.251/7C型 その4 組み立て完了

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : ドラゴン Post : 159-4

車体の合わせ目

装甲工兵車Sd.kfz.251/7C型 車体の合わせ目消し

装甲工兵車Sd.kfz.251/7C型 車体の合わせ目消し

この251ハーフトラック(たぶん250も同じ)の組み立てで一番の難所がこの車体の貼り合わせでしょう。何両も作っていてもスパッと完璧に合ったことがありません。過去の作品には室内を見ると合わせ目から光が漏れていたりして、今見ると赤面してしまいそうです。

箱組を正確に組む技術はまだまだですが、なんとかごまかすことは憶えてきましたので、これで隙間を消します。車体の右側はキレイに隙間無く収まったので、エッジを出すためにやすりがけだけで済んだのですが、左側には0.3mm~0.5mm程度の隙間ができてしまいました。

この隙間に薄切りプラ板(断面0.25×0.5mm)をがっちりと貼り付け、やすりがけをして形を出しました。パテを使わなかったのは、後でヒートペンを使って溶接痕を付けたかったからです。

私はこの手の細長いプラ板を何種類も用意しています。これって結構重宝するんですよね。

溶接痕の再現

装甲工兵車Sd.kfz.251/7C型 溶接痕の再現

装甲工兵車Sd.kfz.251/7C型 溶接痕の再現

溶接痕はキットのままでもかなりの箇所に付けられているのですが、プラパーツの合わせ目には溶接痕はありません。そんな箇所にヒートペンでコツコツと溶接痕を付けていきました。

ほんのチョッピリだけ開いた接着面をごまかすのにも使えますから、一石二鳥です。

OVMクランプ

装甲工兵車Sd.kfz.251/7C型 OVMクランプ

装甲工兵車Sd.kfz.251/7C型 OVMクランプ

OVMクランプはいつものライオンロアの物を使いました。ちょっと大きいのですが、材質がしっかりしており、私でも可動式に組むことができるので助かります。

特に今回はOVMの位置が斜めになった装甲板の下になるため、塗り分けがやりにくく、そのためどうしようか考えていたのですが、可動式のOVMクランプを使えば、OVMを塗り分けてから接着できますから、心配ご無用ですね。

細かなパーツの取り付け

装甲工兵車Sd.kfz.251/7C型 細かなパーツの取り付け

装甲工兵車Sd.kfz.251/7C型 細かなパーツの取り付け

ヘッドライトやジェリカンラックなど細かなパーツを取り付けます。車幅表示ポールは折ってしまう心配があるのですが、頑張って接着してみました。塗装作業で折らないように厳重注意です。

さすがにアンテナは絶対に折る自信があるので(どんな自信?)、取り付けていません。ウエザリングが終了して完成直前に付けることにします。

突撃橋

装甲工兵車Sd.kfz.251/7C型 AFVクラブ製の突撃橋

装甲工兵車Sd.kfz.251/7C型 AFVクラブ製の突撃橋

AFVクラブの突撃橋を取り付けました。これが付くとすっかり251/7ですね。橋の上の面は塗装の便宜を考えて接着していません。この突撃橋のおかげで車体をひっくり返しても安定しています。おそらく履帯をはめるときに助かるでしょうね。

組み立て完了

装甲工兵車Sd.kfz.251/7C型 組み立て完了

装甲工兵車Sd.kfz.251/7C型 組み立て完了

履帯を繋いで組み立て完了です。って簡単に書きましたが、履帯の連結には結構な時間がかかりました。なんたって小さいですからね。でもモデルカステンの履帯と同じパーツ分割で、きっちりと可動式に組むことができます。しかも以外に丈夫ですよ(タブン)。

ライトコード

装甲工兵車Sd.kfz.251/7C型 ライトコードを追加

装甲工兵車Sd.kfz.251/7C型 ライトコードを追加

おっと、一カ所工作を忘れていました。ヘッドライトのコードの追加です。ソフトワイヤー(ハンダのような針金)の細い方を瞬間接着剤で固定しました。 左側はノテックライトもあるので、2本になります。

金属部分にはメタルプライマーを筆で塗っておきました。OVMクランプはメタルプライマー乾燥後にピンセットで開閉して、ちゃんと可動式になるようにしておきました。さあ、塗装しましょう!!

(全作品完成まで あと56)

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