不時着したメッサーシュミットBf109 その3 翼の延長
2009年9月6日
Category : 飛行機Tags : Bf109ドイツ空軍
翼の延長
もともとこのキットは地面付きのジオラマセットでして、機体もベースの大きさでトリミングされています。今回は他の車輌やフィギュアセットと組み合わせるために、セットに付属しているベースは使いませんし、実際に手前側に大きくする予定です。
その時に問題となってくるのは翼がトリミングされているという事実です。よくよく考えたらこれはチョイと変です。初めは翼がちぎれたようしようと思ったのですが、それよりは翼を延長した方がどれだけ楽ちんかということに気づきました。そんなわけで木部パテというエポキシパテを使って粘土細工をします。
1/48のメッサーシュミットの塗装図を1.37倍に拡大し、切り抜きます。それを翼の裏側に貼り付けてその上にパテを盛ります。半日も置けばカチカチに固まりますから、刃物ややすりで削って形を整えました。
パテがちゃんとくっつくように翼にはドリルで穴を開け、0.8mmの真鍮線を3本差し込み、軸を打ちました。イモ付けでは心配ですからね。途中の写真があれば良かったのですが、夢中で工作していて、写真の撮影をするのを忘れていました(+_+)\バキッ!
筋彫り
プラ板で小さなパーツを付けたり、筋彫りを入れたりしました。これも1/48のハセガワのキットを参考にしています。エルロンの端の波を打っている部分は加減が判らずに少々波打ちが派手になってしまいました。土でもかぶせてごまかしておきましょう(オイオイ)。
組み立て
胴体と接着します。 胴体と翼の間にチョッと大きめの隙間が空いてしまいました。レジンパーツですからお湯で暖めればと思ったのですが、こんな大きなパーツではできそうもありません。熱くて触れませんしね。まぁ、胴体着陸の衝撃で翼がガタガタと揺れ、胴体とのつなぎ目のパネルがめくれあがった、ということにしておきましょう。ありがちなことと思いませんか?
ピトー管を真鍮線と真鍮パイプで作って取り付けました。不時着の衝撃で取れてしまったという設定でもいいのですが、簡単なので作ることにしました。
サフ吹き
サフを吹いてみました。こうすると延長した翼の部分が同じ色になるので、仕上がりの具合がよくわかります。まぁ、今回は完全なメッサーシュミットのキットを作っているわけじゃないので、これくらいの完成度で十分でしょう。
これは裏側です。 キットも裏側には筋彫りもリベットもモールドされていません。わたしの翼もここに塗装図のコピーを貼っていたので、真っ平らです。別に裏返して見ないので、これで十分です。裏返して見られないようにベースにはしっかりと接着しましょう。えへへ…
影吹き
パネルラインや窪んだ所に影色を吹いておきます。またトリミングされた翼と胴体の切り口にも同様に影色を吹いておきます。
そろそろベースを用意してレイアウトを考えた方が良さそうですね。地面を作るのに乾燥時間も必要でしょうからね。
(全作品完成まで あと70)
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