ドイツ・10.5cm榴弾自走砲39H(F) Op.179 制作開始
2009年10月3日
Category : AFV ドイツTags : 10.5cmleFH18オチキス
秋は修行の季節?

ドイツ・10.5cm榴弾自走砲39H(F) 1/35 ブロンコ
最近ICMだのホビー・クラフトだの古いモノグラムだのと少々難儀なキットが続いていますが、まだまだ難行苦行は続きます。秋は修行の季節ですからね(ホントカ?)。お次はブロンコの10.5cm榴弾自走砲39H(F)です。
チョイと長い名前ですが、おフランスからぶんどったオチキス戦車(39H(F))に、こともあろうに大きな10.5cm榴弾砲を乗っけた自走砲なのです。39H(F)の(F)がフランス製の印です。チェコの38(T)の(T)と同じですね。
オチキス戦車はとても可愛らしく、さすがはフランス製と思わせるほどの素敵なデザインなのですが、これに無骨な10.5cmを無理矢理乗せるのですからね、パリッ子もビックリのデザインになってしまいました。でもこの超頭でっかちの姿がダサカッコいいじゃないですか。
キットは香港の新興メーカーのブロンコ製。少々お値段が高いのですが、こんな変な自走砲を出してくれるのでチョットうれしいですね。購入したのが今年の2月ですから、まだ1年は立っていないのですが、ずっと作りたかったのでついつい始めてしまいました。
えっ?作りかけのハリアー2機は?ですか?こちらは現在72時間の接着乾燥待ちに入っています。先に接着されたシー・ハリアーが明日の午後に解禁されますから、それまでは他のキットをいじることにするんです。
インテリアの制作
AFVは足回りから作ることが多いのですが、車内が見えるオープントップの自走砲は先にインテリアを作ります。このキットではご丁寧にエンジンまで入っています。といっても補器類は一切付かない、簡単なものですけどね。
塗装も先に済ませておきます。実は上の写真は仮組状態でして、5個のパーツに分かれます。それを別々に塗装して組み上げました。さすがにこの状態で塗り分けることはできませんからね。
戦車の室内は通常はインテリアカラーですが、オープントップの自走砲では車体色で塗られていることが多いようです。実はこの車輌に関してはよくわからないのですが(というかよく調べていません…)、まぁ、適当です(+_+)\バキッ!
エンジンは完成後は全く見えなくなってしまうのですが、説明書を読むと、車体の上部ははめ込み式になっており、外せばエンジンやインテリアを見ることができるようになるはずです。
ここまでの課程で、このキットのパーツの合いには少々問題があることが明らかになってきており、相当なすりあわせを余儀なくされています。実際にドラゴンやタミヤのようにパーツの合いが良ければ、接着無しでも上部がちゃんと収まってくれるでしょうが、このキットの場合はそこまで信用はできませんね。その場合は完全に接着してしまいますから、エンジンはその時が見納めとなります。
テクスチャの追加
この前の部部分は鋳造で作られていますから、溶きパテを硬い筆でたたいて鋳造肌を付けておきました。この写真ではパーツの接着面の線がまだ出ていますが、これも消してあります。実際には起動輪がここに来るので、あまり見えないとは思いますけどね。
牽引フックの付け根には溶接の痕を追加です。溶接の痕はエポキシパテで作りました。オチキス社のマークがモールドされていますが、写真では非常に見にくくなってしまっています。実はこれは写真写りが悪かっただけで、実際にはもっとクッキリとしています。
(全作品完成まで あと70)
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