10.5cm榴弾自走砲39H(F) その8 【水性ウオッシング改】
2009年10月23日
Category : AFV ドイツ ノウハウTags : 10.5cmleFH18オチキス
ウオッシング
エナメル塗料や油彩を使ったウオッシングでマジックトラックがバラバラになったり、細かなパーツが取れたり、転輪の車軸が折れたりと酷い目にあってウオッシングがトラウマになっている全国の皆さんに朗報です。
危険なエナメル系(ペトロール系)ウオッシングに対して安全な水性ウオッシングをホワイトタイガーさんが教えてくれたのですが、ラッカー系で塗装した塗装面では水をはじいてしまいうまく溝や隅っこに塗料が入ってくれませんでした。これではウオッシングの効果は期待できません。
ところがその水性ウオッシング液に台所洗剤をチョイとたらせば、プラの表面とのなじみがよくなりウオッシング液が隅々にまで良く入るようになりました。アメリカーナのお気に入りのチャコール・グレーを使うこともできます。
もうジャブジャブと塗りたくることができます。臭いもありませんし、塗料のコストも激安ですからね。もちろん溶剤は水道水ですからこの上なく安いことは間違いありません。結果はこの通り、エナメルで行ったときと遜色ありません。
ボルトの周りなどの入り隅やパネルラインにもちゃんと入ってくれます。転輪の周りにも壊す心配がないので、ドボドボと浴びせかけます。もちろん筆で…ですけどね。
ボルトの周りは拭き取りが悪かったのか輪染みになってしまっています。他にも不自然な染みがあります。まぁ、完全にペトロール系の様に良く伸びるというわけにはいきませんからね。
完全に乾いてしまったアクリル塗料は水ではもう溶けません。といってラッカー溶剤では下地まで逝ってしまいます。でも大丈夫、筆にアクリル溶剤をしませて、 拭き取ってやれば大丈夫です。とはいえ、あんまり時間が経つとだめでしょうね。
薬莢は金属のツヤを最大限に出したかったのでエナメル系の塗料で塗ってあります。そんな場合はエナメル系でウオッシングをするのはためらわれるのですが、水性ならば全然大丈夫です。
もう薬莢の上から浴びせかけるようにジャブジャブとウオッシングできました。薬莢受けの溝にも洗剤入りのウオッシング液は油性の溶剤のようにスッと流れてくれました♪
(全作品完成まで あと72)
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