AV-8Bハリアー2 その6 デカール貼り
2009年10月24日
Category : 飛行機Tags : アメリカ海兵隊ハリアー
デカール貼り
さて、今回はいよいよデカール貼りです。もちろん下準備としてツヤ有りクリアでテカテカにしてあることはもちろんです。なにしろ見るからにヤバそうなデカールです、やれるだけのことはしておかないとね。
で、心配はズバリ的中。エライこと(名古屋弁で大変なことの意)になってきました。なんとデカールが劣化しており、簡単にバラバラになってしまいます。主翼に貼る MARINES なんて全部の文字がバラバラです。ちゃんと並べるのにはものすごい苦労がありました。
さらにエルロンなどに貼られた Don’t step なんてのはバラバラになった日にはあなた、復元不可能です。あの小ささですからね、粉にしかみえません。
もちろん貼れないデカールもチラホラ、もうとんでもない事態です。とにかくデカールを指で台紙からずらすなんてことは出来ません。たっぷりの水で台紙の上の水滴に浮かぶようになったら、水滴ごとプラモの上に流します。それからゆっくりとティッシュで水だけを吸い取り、最後に位置を調節するという難作業の連続です。
あげくに夕べは作業中に中日ドラゴンズが逆転負け!!もう、さんざんでした(-_-)。
翼端や胴体のあちこちにある編隊灯はもう粉々に近かったですね。こんなことなら最初からマスキングで塗れば良かったですね。デカールを貼った後ではマスキングはできませんから、筆ではみ出しながら補修です。
組み立て
主翼や尾翼を胴体に取り付けます。主翼がしっかりと固まったのを確認してから、いよいよランディング・ギアを取り付けます。シー・ハリアーの時は左右の翼の先のギアが接地しなかったのですが、今度は良さそうです。安定しています…
あれ…あれ…?
なんと後ろのギアが接地していません。浮いちゃっています。やっぱり世の中そんなに甘くありませんでした(^^;)。
爆弾やサイドワインダー・ミサイル、ドロップ・タンクは先に塗っておいたので、ここで取り付けます。
ミサイルなどの塗り分けも今回は全部ラッカーです。時間をかけて乾燥させればラッカーが一番安定していますね。
大きな吸気口からはエンジンがよく見えます。工夫されたパーツ分割でエアインテークの中は完全に再現されており、なだらかな曲面に隙間はありません。モノグラムに拍手!!
メインのランディング・ギアの着陸灯はバードリルでくり抜いて、内側を銀色で塗り、レンズのかわりに透明なボンドを流し込んであります。ただ銀色に塗るだけよりはライトらしくなりますね。
キャノピー
キャノピー のマスキングをはがします…って、もう上の写真でもはがれていますけど。キャノピーにはパイロットが脱出するときにキャノピーの屋根を吹き飛ばす細工がしてあります。その細工もちゃんとモールドされているのですが、これをグレーに塗るのはやっぱりムリがありますね。もうグニャグニャにはみ出しています。やっぱりここはデカールを入れて欲しかったですね。まぁ、今回はどっちみちだめでしょうけどね。
古いキットなのに、ちゃんとバックミラーもパーツ化されています。少々(というかかなり)分厚いのですが、まぁ、それは言いっこなしです。無いよりずいぶんましですからね。
おっと、よく見るとキャノピーの合わせ目がちゃんと塗れていません。ここは直しておかないとね。
これにて組み立ては完了です。いよいよ最後の仕上げとフィギュアを作ります。
(全作品完成まで あと72)
関連するコンテンツ
作品No.178の記事一覧
- マクドネルダグラスAV-8Bハリアー2 Op.178 制作開始 (2009年10月2日)
- AV-8Bハリアー2 その2 機体の組立て (2009年10月9日)
- AV-8Bハリアー2 その3 コクピットの制作とサフ吹き (2009年10月11日)
- AV-8Bハリアー2 その4 機体下面の塗装と増槽の組立て (2009年10月14日)
- AV-8Bハリアー2 その5 迷彩塗装 (2009年10月20日)
- AV-8Bハリアー2 その6 デカール貼り (2009年10月24日)
- AV-8Bハリアー2 その7 ウオッシングとフィギュアの組立て (2009年10月25日)
- マグドネル・ダグラスAV-8Bハリアー2 その8 完成!! (2009年10月26日)
コメントを残す