4号駆逐戦車L/70(V)ラング その6 ウエザリングと足まわりの組み付け
2010年3月6日
Category : AFV ドイツTags : 4号戦車ラング
昨日は朝から出張で静岡に行っていたので更新ができませんでした。そのせいで視聴率もガクンと下がってしまっています。やっぱりBLOGは更新が命ですね。
とはいえ、3年がかりで準備してきた仕事も昨日でコンプリート!!プロジェクトのメンバーで宴会をして帰宅は夜。疲れてそのまま寝てしまったので更新は無というわけです。ですが、一昨日の夜には出張の準備も終えてラングをいじっていたので、制作がとまっていたわけじゃありません。
それにしても2週連続でプラモの聖地に行ったのに、プラモ屋にはどこにも行けず・・・
ピグメントで汚し
ミリタリーピグメント、MIGピグメントを使って汚します。塗装前に重曹を塗り付けてありますから、ドロドロの基本部分はすでに出来上がっていますので、高価なピグメントの使用は非常に少なくて済みます。
重曹の使用は経済的にも非常にすぐ入れているのですが、もう一つ利点があります。ピグメントの厚塗りに比べてしっかりと固着していますから、あとからボロボロと取れることがありません。前作のパンターではその仕上がりがまるで見えなかったのですが、4号系はサスペンションのあたりが丸見えですから、やりがいがありますよね。
ピグメントは塗った上から溶剤を垂らしてにじませたり、そのまた上から粉をまいたり、はたまた乾いたブラシでこすったりして表情をつけます。この泥遊びがAFV模型の汚しの醍醐味ですね。やめられません。
なんとピグメントで汚した上からウオッシングです。もちろんあまりザバザバやると流れてしまうので、ピグメントが乗っている部分はスポットで汚します。もちろんふき取りはしません。
車体の上部は雨だれの筋を入れたりしていつものウオッシングや汚しを施します。車体の下部はボルトの周囲やパーツの境目にウオッシング液を流します。ピグメントがかなり吸ってしまうので、なんども流さないと効果が出ない場所もあります。
燃料の給油口の周囲とかサスペンションの軸のあたりに油漏れの跡をつけてみました。
足回りの汚しと取り付け
車体の汚し作業と並行して、足回りも汚していきます。こちらは壊すといけないのでエナメル溶剤はご法度です。すべてアクリル溶剤で解いて行います。
ただしホイールの墨入れは油彩で行いました。
ドライブラシと土埃
軽く全体にドライブラシをします。塗り分けの面が広いのでドライブラシは3色迷彩の色ごとに行いました。そのため3段階ですが、結構な手間がかかります。そして最終の4段階目はほとんど白に近いベージュですから、すべての色で共通です。
消毒用のアルコールで溶いたピグメントを隅っこに流して土埃で汚れた感じにしてみました。ラングは車高が低いので結構土埃を被ったんじゃないでしょうか。
これでほとんど完成に近づいてきました。あとはチッピングとフィギュアですね。フィギュアも下塗りまでしてありますし、1体だけですからすぐにできますよね。
(全作品完成まで あと68)
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