ドイツ・5cm対戦車砲Pak38 その4 完成!!
2010年5月28日
Category : 完成 AFV フィギュア ドイツTags : 5cmPak38ドイツ砲兵
隊長と砲手の塗装
残りの2体の隊長と砲手を塗装します。明らかに迷彩パターンを塗るのに飽きてきていますね。スプリンター迷彩のストライプがどんどん太くなってきています(笑)。もうしばらく迷彩の戦闘服は塗りたくないですね。
隊長の双眼鏡には銅板でストラップを付けました。いつもならマスキングテープか鉛板を使うのですが、なめくじよけの銅板ならかなり薄いので、良い感じです。銅や真鍮などの銅の合金は焼き入れでやわらかくなるので、ガスバーナーで真っ赤にあぶってから水につっこみ、ふにゃふにゃにしました。銅板もこれくらい薄くなると、加熱しすぎると燃えて(溶けて?)しまうので注意が必要です。
砲手の手は旋回装置のハンドルにピッタリ合うようにします。手の角度を変えるのは容易ではないので、ハンドルの向きを変えればいいですよね。うっかりハンドルは接着してしまっていたのですが、一度外してから角度を調節して接着しなおしました。バッチリつかんでるでしょ♪
完成!!
これにて 5cm Pak38 対戦車砲 の完成です。Pakは砲身が長いのでカッコいいですね。半ツヤのジャーマングレーが黒光りしてカッコいいのですが、チョット黒すぎましたね(汗)。
戦車の厚い装甲を打ち抜くには徹鋼弾を高速で撃ち出さなければいけません。砲弾の速度は加速度×加速する時間で決まりますから、加速する時間を稼ぐ為に砲身が長くなるんですね。パンターの7.5cm砲がティガー1型の8.8cm砲よりも威力があったのはそのためなんですよ。
いままで作ったPakを並べてみました。手前から3.8cmPak36、5cmPak38、7.5cmPak40、8.8cmPak43です。 こうして並べてみると数字以上にサイズの違いを感じますね。つぎは12.8cmPak44を作りたいですね・・・って、キットあるのかな?
大砲のキットはたいていはフィギュアを作っている時間の方が長いわけでして、それが戦車ほど人気がない理由なのかもしれませんね。今回は特に面倒な迷彩ポンチョ着用のフィギュアでしたから、砲の2倍以上の時間がフィギュアに費やされました。スプリンター迷彩のストライプがどんどん太くなっていきました(笑)。
(全作品完成まで あと70)
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