ティーガー1極初期型 その3 履帯の組立て
2010年11月21日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1
転輪が組み立て終わったら次はいよいよ履帯の組み立てです。前にも書いたようにガイドホーンの軽め穴問題をなんとかしなければ行けません。そこで目を付けたのが過去に作ったドラゴン製ティーガーに付いていた予備転輪のパーツです。キットのマジックトラックのガイドホーンを切り飛ばして、これと交換してやることにしました。
もちろん全部を交換するだけの数はありませんから、見える部分だけです。実はそれでも数が足りずに、モデルカステンのティガー用履帯(後期型用ですがガイドホーンの形は同じみたいです)のガイドホーンパーツも使いました。やっぱり持つべき物は友達とジャンクパーツです。
どこが見えてどこが隠れるのか巻き付けるまでは良くわからないので、少しずつ接着しながら進めます。こんなやり方で本当にまっすぐに履帯をつなぐことが出来るのか不安ですが、他にやり方が思い浮かばないのでしかたがありません。なるべく長くつないでから接着するようにはしましたけどね。
最後の接続は誘導の位置で行いました。誘導輪のテンション調節アームは接着せずにしておいて、全部の履帯をつないだ後で、まだ履帯の接着剤が柔らかい内に位置を調節して張り加減を調節しました。位置が固まったら裏側から接着剤を流して固定しました。
誘導輪はガイドホーンの片側が丸見えになるので、植え替え処理が非常に有効です。やって良かったですね♪
履帯の垂れ具合は以前作ったタミヤの極初期型と比べながら調整しました。タミヤの極初期型はフリウルの金属製可動式履帯を使ったので一番自然に垂れています。こうして比べてみるとドラゴンの極初期型の誘導輪ってタミヤよりも少し大きく見えるのですが、気のせいでしょうか?
足回りは塗装のために分解できるように組み立ててあります。いわゆるロコ組ってやつですね。極初期型のティガーは後のティガーやパンター戦車の千鳥配列よりもさらに複雑な4列の配列になっています。接着したのはそのうちの内側の2列のみで、外側の2列は取り外しができます。これで内側の転輪の塗り分けが可能ですね。
(全作品完成まで あと83)
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