日本海軍・戦艦比叡 その4 完成!!
2010年11月28日
艦橋の組み立て
いよいよ難関中の難関、艦橋の組み立てです。説明書を見ても何が何だか良くわかりません。とにかくコツコツと少しずつ進めて行くよりありませんね。
まずは大きめのパーツをザックリと取り付けて形にします。ここに細かな柱やはしごが付くのですが、これらは塗装後に接着しながらでないと進められそうににないので、まずはここまでです。
こんな風に艦橋のパーツは大まかに分けて組み立てました。中央には心棒が通っており、これのおかげでキッチリと組み上がります。
組み立て完了
バラバラに分解して塗装した艦橋を組み立てます。また艦橋と一緒に塗装したその他のパーツも取り付けて、組み立て完了です。
これが組み上がった艦橋です。何層にもなったデッキを細かな柱が支えています。いままでのキットでは全部無視されていたような細かな柱やはしごが全部別パーツで再現されています。本当に取り付けがこの位置で合っているのか心配になってきます。
サーチライトは大小両方ともクリアパーツでできており、内側に銀色を塗ってあるので、なかなかリアルです。
ボート類もなかなか良くできています。中央の大きな内火艇の屋根には浮き輪もモールドされています。これって1/700ですよ。もうビックリです。
今頃気がついたのですが、よく見ると甲板の板の合わせ目がちゃんとすじ彫りになっています。今まで作った2隻は両方とも凸モールドでしたから、これは画期的です。
艦載機の零式水偵(タブン)です。アオシマのキットと違い、翼の表面が凸凹にモールドされているので、とてもデカールを貼ることができません。しかたがないので、日の丸は手書きしました。まん丸にならなくても凸凹なのでよくわかりません(オイオイ)。
手前の水偵はプロペラがありませんが、これは知らない間に破損してしまっていたからです。まぁ、回ってるって事にしてください(笑)。
完成!!
全体をウオッシングして完成です。拭き取りがあまりできないのでかなり薄めたウオッシング液を塗りつけるだけにしています。ただよく見ると艦橋がかなり汚れているので、ここはもう一度拭き取りが必要みたいです(汗)。
とにかく細かなパーツが多く、作るのに骨が折れるキットでした。じっくりと進めればパーツの合いなどは良いのでキッチリと組み上がるのですが、なにしろ大変です。
正直言って、よい子のみんなや初心者の方々には勧められないキットですが、チャレンジのし甲斐のあるキットでもあると思います。素組みでここまで難物のキットを売ることが良いことがどうかは意見の分かれるところでしょうが、こんなメーカーがあってもいいのではないでしょうか。私の思っていたフジミ模型さんはもっと普通のメーカーだったような気がしますが、いったい何があったんでしょうかね?どうせならもっとイッちゃてください(爆)。
(全作品完成まで あと82)
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