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P-38Gライトニング ブーゲンビル その3 塗装とデカール貼り

Category : 飛行機

Scale : 1/48 Maker : ハセガワ Post : 255-3

塗装

P-38Gライトニング

機体下面の塗装

まずは機体の下面を塗装します。説明書の指示はクレオスのMr.カラー13番のニュートラルグレーですが、あいにく手持ちが無かったので、よく似た(ホント?)305番FS36118で塗装しました。イメージとしてはもう少し明るいほうがよかったかも・・・なんて思わなくもありませんが、まぁ、実機を見たことがあるわけじゃないので、考えたって仕方がありません。

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増槽、降着装置などの
塗装

ついでに増加燃料タンクとか降着装置(要は脚です)の格納庫の扉なんかも塗っておきます。

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機体上面の塗装

下面全面をマスキングします。塗り分けの境界線はマスキングテープを貼った上からペンで下書きをして、それに沿ってナイフでパターンを切り取りました。適当にうねうねと切ればそれらしくなります。塗り分けの境界がどこに来るかはパネルラインを基準に塗装図から読み取るのですが、マスキングテープを貼ってしまうとパネルラインが見えなくなってしまうため、かなり適当になってしまいました。(^_^;)

機体上面の色は説明書の指示通り、Mr.カラー12番のオリーブドラブ(1)です。いつも思うのですが、このクレオスのオリーブドラブ、他の色に比べて少々発色パワーが弱いようで、厚塗りをしないとキレイで均一な色にならないような気がするのですが、それって私だけ?

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プロペラの塗装

乾燥待ち時間にプロペラなんかを塗ったりします。このあたり、飛行機も18機目になったりすると要領がよくなってきますね。なかなか上手にはなりませんが(^_^;)

プロペラ先端の黄色はデカールが用意されていますが、塗装をしたほうが楽チンできれいなので、塗装します。その際、発色がよくなるように下地に白サフを吹いておきました。

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マスキングテープを剥がす

一日おいてマスキングテープをはがします。どうやらキレイに塗り分けができているみたいです。今回は修正の必要はほとんどありませんでした。ヤレヤレ…

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ツヤ有りクリアでデカールの下地づくり

デカールを貼る準備をします。シルバリング(デカールの余白が白く光って目立ってしまう)対策として全体をツルツルにします。使ったのはガイアカラーのExクリアーです。i-modellersのライター諸君のおすすめなんですよ。機体は全面ピカピカです。

P-38Gライトニング

プロペラの塗装

またしても乾燥待ち時間にプロペラを塗ります。説明書の指示ではつや消しの黒なんですが、ここもデカールを貼るために一旦ピカピカにします。そんなわけで最初からツヤ有りの黒を塗りました。こうすればExクリアは必要ありませんからね。エコです(笑)。

デカール貼り

P-38Gライトニング

デカール貼り

デカールを貼ります。ハセガワのデカールは薄くて印刷もキレイなのはいいのですが、なにしろ弱い。デカール貼りに慣れていないAFVモデラーの私には辛いのなんのって…

デカールを貼る面には最初にマークセッターを塗るのですが、マークセッターは水溶性ですからプラの表面で弾いてしまいます。ツヤありでテカテカにしてあるのでなおさらです。
そこでマークセッターに中性洗剤をちょっぴりたらしてやると、プラの表面と仲良しになってよく伸びるようになります。この方法は効果抜群ですよ。

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タイヤの塗装

デカールの乾燥を待っている間にタイヤなんかも塗ったりします。でもタイヤを塗ってる間くらいではデカールは乾きません(そりゃそうだ)。

デカールが十分に乾いていないと、この後の墨入れの工程でデカールが浮いてシルバリングを起こしてしまうことがあるので、丸2日〜3日ほど乾燥させます。今回は3日置きました。台風が来てて湿気が多かったですからね。

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マークセッターに入れた洗剤の除去

デカールを貼ってから2日目にアルコール入りのウエットティッシュ(除菌タイプです)で表面をキレイに拭き取りました。というのも、洗剤入りのマークセッターを使っているので、その跡がシミのように残ってしまっているからです。十分に乾いた状態で注意して作業しないとデカールが剥がれちゃいます。

その後、さらにもう1日乾燥させますから、都合3日間です。

そしてデカール保護のためとツヤを調整するために半ツヤのクリアを全面に吹きます。ホントはプロペラだけはつや消しなのですが、小さいのであまりわかりませんからそのままです(オイオイ)。

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マスキングを剥がす

半ツヤクリアが乾いたらいよいよキャノピーとかのマスキングを剥がします。この瞬間が一番ドキドキしますね。さらに降着装置の格納庫に詰め込んだブルタックとティッシュも取り出します。どうやらマスキングは成功していたみたいです。キャノピーの枠は非常に細く、一部マスキングと一緒に取れてしまったので筆でリタッチしておきました。

(全作品完成まで あと97)

この記事は i-modellres 第5号に掲載された記事 を再編集したものです。

 

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