フンメル後期型 その11 細部の塗分け
2012年2月10日
Category : AFV ドイツTags : 15cmsFH184号戦車フンメル
OVMの塗分け
車体に付けられた細かなパーツを塗分けます。車体下部側面には排気管がありますから、これを塗り忘れないようにね。
OVMは木の部分はアメリカーナのトラッド・ロー・シェンナで、金属部分はメタルカラーのダークアイアンにさび色のピグメントを塗り、乾いたら綿棒でこすってしあげます。ジャッキはちょいとサビが多すぎますかね。
予備履帯も同じように塗装します。予備履帯はちゃんと連結ピンを通す穴を開けてあるんですよ。
車体の後ろに付けられた距離を測る棒、標桿(ひょうかん)って言うのですが、これのしましまが全部等間隔の赤白じゃないみたいなので、説明書をキットのパーツの大きさにまで引き伸ばしてこれに合わせてマスキングテープの幅を決め、塗装しました。
インテリアの塗分け
薬莢ラックや車内に取り付けられた機関銃やライフルを塗分けて取り付けます。あらら、砲身をそうじするクリーニングロッドを塗り忘れていますね。
砲弾を塗分けます。塗り分けは見える先端部分だけで、下の方は放置です(笑)。同様に、砲弾にはデカールが付属してくるのですが、見えなくなる下の方のデカールは貼りません。
砲弾をラックに納めてからラックを車体に取り付けます。
主砲の細部も塗分けます。照準器の前にある緑色の板は曲射をするときの距離と角度の換算表です。
砲尾の金属色部分はメタルカラーのステンレスです。このくらいの明るさが好きですね。アイアンよりも少し明るいですかね。
さぁ、後は汚しをして足回りを取り付けたら完成ですね。
(全作品完成まで あと88)
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私は、WWⅡのドイツ軍AFVを中心に製作しており、貴兄の作例や製作記は大変参考になり、いつも助かっています。
特に中国製のプラモデルは、マニュアルもいい加減で解釈に迷うことも多く、そんな時にも作例が非常に参考になります。
ところで、細部の塗分けなど、塗装後に接着、組み立てている部分も多く見受けられますが、その際、接着はどのようにしているのでしょうか?
接着面を塗装してしまうと、通常の接着剤では上手く接着できなかったり、塗装が溶けてしまいがちですが、瞬間接着剤を使用しているのでしょうか?
ご教示頂けたら、幸いです。
BKさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
塗装済みの箇所の接着ですが、今のプラモ用接着剤は塗装を溶かして接着してくれるので、特に気にしないでそのまま接着しています。
ただご指摘のように塗装が溶けるので接着剤を塗るときはそれなりに配慮していますし、場合によっては筆塗りでリタッチしています。
あと、AFVではあまりないのですが、カーモデルのクリアパーツなど接着剤で曇ってしまうようなパーツは水性の接着剤を使います。最近はセメダインハイグレード模型用というのを愛用しています。
参考になりましたでしょうか?
これからもよろしくお願いします。
早速のご回答、ありがとうございます。
大変、参考になりました。
取敢えず、目立たない所で試してみてから、出来るだけはみ出さないように注意してやってみます。
今後共、作例、製作記など参考にさせて頂きたいと思っていますので、よろしくお願いします。