フンメル後期型 その10 スミ入れ
2012年2月7日
Category : AFV ドイツTags : 15cmsFH184号戦車フンメル
スミ入れ
スミ入れをします。スミ入れはいつものAKインターラクティブのスミ入れ塗料を使います。カラーはストリーキンググライムという焦げ茶色です。
別にこの塗料を使わなくてもタミヤのエナメルを調色してもいいのでしょうが、調色と濃度調整があらかじめされているのが便利で使っています。
スミを入れる部分に筆で塗料を塗って、乾いてから拭き取りを開始します。拭き取りは平筆に溶剤を染ませて、筋を付けるように拭き取っていきます。
エナメル系の溶剤を使うときは手短に作業をしないと接着した箇所や細いパーツなんかを破損してしまうことがあるので要注意です。
雨だれ跡
側面の装甲板は面積の広く、このままではのっぺりとしてしまうので、雨だれの跡も一緒に付けていきます。
スミ入れと同じ塗料で適当に筋を入れて、やはり平筆で伸ばしながら余分を拭き取ります。車体の下部にも同様に雨だれをつけます。
塗料名のストリーキング(お店ではストレーキングとして売られていますが、英語のSTREAKINGはやっぱりストリーキングと発音するので私はそう表記します)は裸で駆け抜けるという意味もありますが、もともとの意味はサッと筋を付けるというような意味で、雨だれもストリーキングなんですよ。
その他のパーツのスミ入れ
車輪や砲弾ケースなど別で塗装してあるパーツも同じようにスミ入れをしておきます。転輪なんかは薄めに溶いたスミ入れ塗料を流すだけで拭き取っていません。結果は同じですからね。
実は主砲のゴチャメカのあたりも同様に薄めたスミ入れ塗料を流すだけです。だって拭き取れませんからね。
スミ入れ塗料が乾いたら(今回は2日ほど置きました)、ツヤ消しクリアでオーバーコートしてスミ入れ塗料を保護するのと同時に、全体のツヤを統一させます。
(全作品完成まで あと88)
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