3号戦車M初期型 その4 車体上部の組立て
2012年11月1日
車体の上部を組み立てました。M型のような後期の型は予備転輪が左のフェンダーに集まったレイアウトです。戦闘室の前面装甲にはスペースドアーマーが取り付けられています。
OVM等の塗り分けの手間を考えて戦闘室とエンジンデッキは取り外しできるように作ってあります。
これだけでOVMの塗り分けはずっとやりやすくなりますからね。パーツの合いの良いドラゴンならではです。またジャッキ台はその下にシャックルがあるので、これも塗り分けの作業性を考えて、塗装後に接着することにします。
エンジンデッキの吸気口には川を渡るときに水が入らないように蓋ができるようになっています。K型を作ったときもこの蓋があったのですが、今回の方が説明書もわかりやすく、ちゃんと簡単に組み立てられるようになっていました。こちらを先に作っていればあんな苦労はありませんでしたね。そして、ここには通常ゴミの混入を防ぐ網がはられるのですが、この蓋があるために網は廃止されています。K型の時はそれを知らずに網を付けちゃいました。
OVM類はクランプのハンドルまでモールドされたスマートキット仕様です。多少(といか、かなり)ハンドルが分厚いのですが、そこはまぁ、しかたがありません。プラで作られているだけでもスゴイと思わないといけませんよね。
エンジンデッキには牽引ワイヤーが着くのですが、左右のワイヤーが重なるように配置されています。前作のJ型ではこのワイヤーは無理矢理重ねていたのですが、今回は重なる部分が持ち上がるようにモールドされていて、よりリアルになっています。細かな部分ですが、金型に修正が入っているんですね。ありがたいことです。いつまでも間違いを直そうとしないメーカーもあるのに立派ですね。
車体の前面にはブレーキを冷却する吸気口があるのですが、そこにも蓋が付きます。これもM型独特の仕様ですね。また3号戦車につきものの車幅表示灯とホーンは廃止されています。ヘッドライトから伸びる電源コードは入っていません。これは後で追加することにします。
(全作品完成まで あと87)
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