IDF・ショットカル その11 スミ入れ
2017年12月28日
Category : AFV イスラエルTags : ショットセンチュリオン
いよいよここから仕上げの工程に入ります。まずはスミイレをします。砂漠の中近東ゴラン高原はたぶん水が少なく戦車も汚れがちになりそうなので、スミイレの下地の半ツヤコートはツヤ消し気味に振ってます。そのため比較的汚れが残りやすいはずですが、さてどうでしょうか。
詳しくはつづきをどうぞ…
スミ入れ塗料を塗る
スミ入れ塗料を塗ります。今回もいつも通りクレオスのMr.ウエザリングカラーのグランドブラウンです。こういった薄茶色系の車体にはぴったりの色ですね。
スミ入れ塗料は筆でざっくりとスミを入れたい箇所に瓶生で塗っていきます。そして指でさわってもなんとか取れないくらいに乾かします。Mr.ウエザリングカラーは比較的早く乾くので、油断していると乾きすぎてしまいます。そこで塗る範囲はあまり欲張らずに適当に区切って進めます。
スミ入れ塗料は指で触って取れないくらいまで乾かす
スミ入れ塗料の拭き取り
Mr.ウエザリングカラーの専用溶剤を筆に軽く染ませて拭き取ります。スミ入れ塗料が乾いていないと取れ過ぎちゃいますし、逆に乾きすぎていると取れなくなっちゃいます。また下地がツヤ有りなら溝以外はほとんど取れちゃいますし、ザラザラのつや消しならうっすらと色が残ります。今回のような大型のキットではハンドピースを離し気味にしてしまうことも多く、想定よりも表面がざらついてしまいました。そのため少し汚れが残っていますが、それもまた砂漠らしくていいかな・・・ということにして強がる(+_+)\バキッ!
砲塔のスミ入れ
砲塔も車体同様にスミイレをします。砲塔には細かなパーツが多く、タミヤのエナメルとかでスミイレをするとエナメル溶剤に接着面を侵されて壊れやすくなるのですが、クレオスのウエザリングカラー溶剤は揮発性が高く、プラを侵しにくいので、スミイレや拭き取りの時の心配がかなり無くなります。ホント便利な道具ができたものです。そんな理由で私はタミヤからクレオスに乗り換えました。
クレオスのMr.ウエザリングカラーは揮発性が高くプラを侵しにくいので安心
大変大型の車輌なので、スミイレだけで1日使ってしまいました。でもすごく雰囲気が出てきました。明日でなんとかフィニッシュできるかもですね。
(全作品完成まで あと123)
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