IDF・ショットカル その10 足回りの仕上げ
2017年12月27日
Category : AFV イスラエルTags : ショットセンチュリオン
いよいよ仕上げに入ります。最初は足回りを仕上げて組み付けます。半分くらいはサイドスカートで見えなくなってしまうのですが、それでも同じ様に汚します。真面目でしょ(^_-)
詳しくはつづきをどうぞ…
車体下部の汚し
ほとんど見えなくなるのですが、車体下部を汚します。使うのはMigピグメントのガルフ・ウオー・サンドです。これをアクリル溶剤で溶いて塗りつけます。筆塗りで塗ります。エアブラシを使えば早いのでしょうが、すぐに詰まってしまうのでここは頑張って筆塗りです。
ピグメントが乾いて白っぽくなったら堅めの筆でこすって余分を落します。スプリングに付いた塗料が一緒に取れちゃいました。たぶん転輪でまるで見えなくなるので、そのまま見なかったことにします。
転輪の汚し
転輪も同様にガルフ・ウオー・サンドで汚します。ゴム部分も一緒に汚してしまいますが、履帯と触れる部分は砂が落ちるので、ここだけ溶剤を染ませた綿棒で拭き取ります。写真ではかなりキレイに拭き取られているように写っていますが、実際はもう少し汚れが残っています。さすがにこんなにキレイには拭き取れません。
履帯の塗装と汚し
履帯を仕上げます。まずは塗装です。ですが塗装をするまえに、染めQのミッチャクロンを吹き付けます。AFVクラブの軟質プラは接着もできませんし塗装もできません。パリパリと剥がれちゃいます。そこでミッチャクロンの出番になるんです。私はホームセンターで1Lのお徳用を買っちゃったので一生分ありそうです(;^ω^)
塗装が乗りにくい素材には染めQのミッチャクロンが効果的
塗装はモデルカステンの履帯色を使います。これ試しに買って見たので使っているのですが、自家製のチャコールグレーサフとほとんど同じ色なので、無くなったらたぶん自家製のチャコールグレーを使うと思います。以前はそうしていましたからね。
履帯も他と同じ様にアクリル溶剤で溶いたピグメントで仕上げます。乾いたら地面や転輪と擦れる場所のピグメントをこすって落します。また接地面は金属光沢を出すために2Bの鉛筆を塗りつけています。ご覧の通り鈍い金属光沢が出ています。良い感じでしょ。
鈍い金属光沢には2Bの鉛筆が便利
足回りの組み立て
なんだかピンぼけ写真ですみません。汚した足回りを組み付けます。履帯の向きには要注意です。私はそそっかしいのでよく間違えます。
これでやっとサイドスカートを取り付けられます。付けてしまえばホントに車体下部はほとんど見えなくなってしまいます。履帯なんかもオプションで組み立て式のものが売られていたりしますが、これだけ見えなくなるならどうでも良いような気がします。でもサスペンションはバネが入っているのでちゃんと機能しますよ。
(全作品完成まで あと123)
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ホームページを楽しく拝見させていただきました。ひとつお伺いしたいのですが、AFVクラブのショットカルの部品の一部である転輪や防盾カバーの軟質樹脂についてですが、時間の経過とともに、ベタ付き・割れなどの劣化は発生しますでしょうか?どうしても軟質樹脂は信用できないのですが・・・
フレディーさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
軟質プラは長期保存にはまったく向きません。ショットカルは2017年の作品なのでまだ大丈夫みたいですが、2012年に作ったドラゴンの25ポンド砲はすでにタイヤが割れていました。10年は持たないってことみたいです。