ヴォート・F4U-1バードケージコルセア その9 完成!!
2018年1月8日
機体上面のスミイレをしてピトー管やアンテナを取り付けます。排気の汚れなどのウエザリングを施してから空中線を張りました。これで『タミヤの 1/72 ヴォート・F4U-1バードケージコルセア』の完成です。
詳しくはつづきをどうぞ…
機体上面のスミ入れ
一旦退色表現で塗ったウエザリングカラーを保護するためにツヤ消しクリアを吹きました。これが失敗でした、ここは半ツヤにすべきでした。まぁどうなったか次の写真を観て下さい(;´Д`)
機体上面にスミイレをしました。白っぽいスミ入れ塗料が入って白っぽくなっていた筋彫りがちゃんと影色になってくれました。でも表面をツヤ消しにしていたので全体にスミ入れ塗料が残りすぎてしまい、なんだかまっ黒になり、薄汚くなってしまいました。表面の調整は難しいです。まぁ、なんでも経験です・・・と前向きにね。
汚し
もう十分に薄汚いのですが、もう少し追加で汚しをしてみます。まずは主翼の機関銃の排莢用の穴からスス汚れが漏れているように汚しました。スケールの大きなキットならエアブラシでするのですが、今回は(『も』ですが)1/72と小さいので、ピグメントを筆に付けてこすりつけました。お手軽で良いでしょ。
エンジンからの排気汚れも同様にピグメントで付けています。空気の流れを意識して汚しています。
車輪の溝の汚れはウエザリングカラーのサンディウオッシュです。さらに機関銃の銃口からもススが流れているようにピグメントで汚しています。
高速で回転するプロペラの付け根は塗料が剥げて銀色になっているようにしてみました。どこかでそんな写真を見たことがあるのですが、よくおぼえていません。裏がちゃんと取れている訳じゃ無いけど、カッコイイのでこれでいいです。
空中線
アンテナ線を張ります。箱絵のイラストを参考にモデルカステンのストレッチリギングで張りました。1/72ですからもう少し細い方がいいのでしょうが、肉眼ではこれくらいの太さが無いと私くらいの歳では見えないのでしかたがないですね。
これにてタミヤの 1/72 ヴォート・F4U-1バードケージコルセア の完成です。1/72の飛行機は作り込むと言うより、チャッチャと作ってコレクションをしていく楽しみがありますから、今回もサラッと完成させました。それでもタミヤのシリーズはエンジンやコクピットも結構再現されており、スケールを考えれば十分なくらいです。これでまた私の飛行機コレクションに1つ加わりました。
コルセアは艦上戦闘機としてはずいぶん大きな機体です。比較のために零戦22型とならべてみました。零戦ってイメージ的には小さいのですが、実はメッサーシュミットとかスピットファイアと比べると航続距離を出すために大きな翼を持っているんですよね。その零戦よりも1周りも2回りも大きいのがコルセアです。特に大きいと感じるのがエンジンとプロペラです。プロペラなんかは1.5倍くらいありそうです。いやはや、なんともアメリカンですね。
(全作品完成まで あと124)
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