Sd.Kfz.164 ナスホルン その7 塗装
2019年5月25日
Category : AFV ドイツTags : 4号戦車8.8cmPak43ナスホルン
サフ吹きから基本塗装、迷彩塗装まで一気にすませました。迷彩塗装は塗装図にある初期型の見本に従いました。ダークイエローにブラウンの細い波模様です。
詳しくはつづきをどうぞ…
サフ吹き
金属パーツを使っているので、まずはメタルプライマーを吹いてから影色のサフを全体に吹きました。影色のサフはマホガニーと黒とグレーのサフを混ぜて作った自家製です。ちゃんと奥まで塗料が入るようにしっかりと吹いています。
光の強くあたる場所にグレーのサフを吹きます。これで陰影のハッキリ出た下地のできあがりです。
転輪の下塗り
車輪も同じ様に影色のサフを吹いているのですが、さらに転輪には周囲のゴム部分にタイヤブラックを吹いています。ただマスキングをせずにフリーハンドで適当に塗り分けています。
履帯の塗装
履帯を塗装します。ほとんど影色と同じに見えますが、モデルカステンの履帯色で塗っています。履帯は左右で異なるプラで成型されていますから塗装前ならどちらが右か左か区別はつきますが、塗装してしまうとわからなくなってしまいます。そこで片側にこのように針金を縛って目印にしておきます。え~と、針金を付けたのってどっちだったけ・・・(+_+)\バキッ!
基本塗装(暗色)
車体の下半分や戦闘室内部などあまり光の当たらない部分をダークイエローに影色を少し混ぜて作った暗色で塗装しました。ナスホルンのような傾斜装甲を多用した車輌の場合暗色の部分は下半分に集中するので、半分はまだ未塗装で残っています。
フェンダーの下にある車輪も全部暗色で塗装します。この場合もガッツリと塗らずに少し下地が透けて見えるくらいに塗っているので、表面の陰影がハッキリ残っています。
転輪の塗り分けは製図用のテンプレートを使ってゴム部分をマスキングして塗装しました。少し失敗した部分だけ筆塗りで直せば良いので、この方法はゴム部分の塗り分けを画期的に早くなりました。
基本塗装(基本色)
次に基本色で残りの部分を塗装します。AFVですから多少吹きムラができても影色が透けて見えるくらいに吹きます。
基本塗装(明色)
最後に基本色のダークイエローに白を混ぜて作った明色を使って光が強く当たる部分にハイライトを入れます。この車輌の場合は運転手席の天板とか砲身の上などです。
真横から見ると3色のダークイエローの違いが分かります。室内の蛍光灯に比べると屋外の太陽光は強い影を作るのでこのように塗装色を変えて影の強さを再現しています。
迷彩塗装
迷彩塗装のブラウンの細い線を吹きました。いつもはブラウンに基本色のダークイエローを混ぜてコントラストを低くするのですが、今回はクッキリとさせてみました。
デカールの下地づくり
車体の表面はつや消しでザラザラになっているのでデカールを貼ると周囲の余白が白浮きするシルバリングを起こします。そこでデカールを貼る面全体にツヤ有りクリアを吹いてテカテカにしておきました。このまま塗料がしっかりと乾くのを待ちます。
(全作品完成まで あと125)
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