Sd.Kfz.164 ナスホルン その11 足回りの組み立て
2019年6月2日
Category : AFV ドイツTags : 4号戦車8.8cmPak43ナスホルン
車輪や履帯、車体の下部を汚してそれぞれを組み付けます。パーツの塗分けもですが、こういった汚し作業もパーツがバラバラにできると奥の方までちゃんと汚せるのがいいですね。
詳しくはつづきをどうぞ…
車体下部の汚し
まずは車体の下部を汚します。ピグメントをタミヤのアクリル溶剤で泥状に溶いて塗りつけます。今回使ったピグメントはクレオスのMr.ウエザリングパステルのサンド、ライトブラウンです。
ピグメントが乾いたら堅い筆でこすって余分を落したり、もう一度塗りつけたり、溶剤でぼかしたりします。フェンダーから下はドロドロです。ただ本物の車輌はこんなもんじゃないでしょうね。工事現場にある重機なんかを見ても足回りはドロドロです。
車輪と履帯の汚し
車輪も同じ様な方法で汚します。起動輪は歯の部分はわりとしっかりとピグメントを落し、そこに銀色をドライブラシの要領で塗りつけています。転輪はゴムの履帯と当たる部分は溶剤を染ませた綿棒で泥を拭き取っています。
履帯もまたまた同じ様に汚します。外側は一度ドロドロにした後で余分を削り落します。そして接地する部分にHBの鉛筆をこすりつけて金属光沢を出します。内側は薄めに溶いたピグメントを塗り、転輪が転がる部分は綿棒で拭き取ります。あとガイドホーンの先に軽く銀色をドライブラシしました。
組み付け
足回りを組み付けます。履帯の両端に転輪と誘導輪を接着してそのまま車体に取り付けます。転輪は両端から交互にはめていきます。転輪をはめるときにガイドホーンがるので履帯を下にひっぱらなければいけないのですが、窮屈な端から順番に作業すれば入れやすいからです。くれぐれも後ろから順番になんてことはしないでください。一番前の転輪を入れるときに履帯が切れちゃいますよ。(;´Д`)
波打っている履帯の上を上部転輪に接着します。そして上部転輪の手前側を貼り付ければ出来上がりです。
これで足回りの組み立てが完了しました。これでほんとに組み立て作業は終わりですね。次回はいよいよ最終回です。あと少し汚しの作業をして完成とします。
(全作品完成まで あと125)
関連するコンテンツ
作品No.461の記事一覧
- Sd.Kfz.164 ナスホルン Op.461 制作開始 (2019年5月19日)
- Sd.Kfz.164 ナスホルン その2 車体の組み立て (2019年5月20日)
- Sd.Kfz.164 ナスホルン その3 履帯の組み立て (2019年5月21日)
- Sd.Kfz.164 ナスホルン その4 車体上部の組み立て (2019年5月22日)
- Sd.Kfz.164 ナスホルン その5 主砲の組み立て (2019年5月23日)
- Sd.Kfz.164 ナスホルン その6 戦闘室の組み立て (2019年5月24日)
- Sd.Kfz.164 ナスホルン その7 塗装 (2019年5月25日)
- Sd.Kfz.164 ナスホルン その8 デカール貼りと細部の塗り分け (2019年5月26日)
- Sd.Kfz.164 ナスホルン その9 戦闘室内部の組み立て (2019年5月31日)
- Sd.Kfz.164 ナスホルン その10 スミ入れ (2019年6月1日)
- Sd.Kfz.164 ナスホルン その11 足回りの組み立て (2019年6月2日)
- Sd.Kfz.164 ナスホルン 初期型 その12 完成!! (2019年6月3日)
コメントを残す