Sd.Kfz.164 ナスホルン 初期型 その12 完成!!
2019年6月3日
Category : 完成 AFV ドイツTags : 4号戦車8.8cmPak43ナスホルン
こうして引いて見ると前回の写真とあまり違いがわかりにくいのですが、細部に汚しをちょこちょこと追加しました。激しい戦闘の続いた戦時中の車輌の寿命は決して長くはなく、たとえエースが乗車した戦闘車両であっても短い期間で破壊されたりしました。そう考えるとバトルダメージや泥汚れはあっても、経年変化でボロ錆びになることはあんまり無いような気がします。まぁ、そんなわけで私は汚れはいれますが、それほどボロ錆びにはしません。けっして手抜きじゃないですよ・・・(;^ω^)
これにて ドラゴンの 1/35 ドイツ軍の重対戦車自走砲 Sd.Kfz.164 ナスホルン 初期型 の完成です。
詳しくはつづきをどうぞ…
雨だれ、錆だれ
車体に雨だれを追加します。AKインターラクティブの専用塗料「ストリーキンググライム」を使います。ストリーキングというのは裸で人前を走り抜けるというのではなく(爆)、雨だれのスジのことです。ストリークってのがシュッと流れる筋のことで、裸で人前をシュッと走り去る行為をストリーキングと呼んだのが裸のインパクトが強くてストリーキング=裸になっちゃったんですね。
もう一つ、今度はラストストリークという塗料を使って錆だれを再現します。ラストってのはお終いってことじゃなくて、錆って意味です。RUSTですね。さっきそんなに錆びないんじゃないかって書いたばかりなんですが、分厚い鋼板はあまり錆びませんが、薄い鉄板やちょうつがいのような動く部分は塗料が剥げて錆が浮きやすいので、そんなあたりから錆が水に溶けて流れている様子を付けました。
ストリーキンググライムもラストストリークも流れ出る位置に点で塗り、そこから専用溶剤を染ませた筆でにじませたり筋状に引っ張ったりして流れを作ります。
泥跳ね
車体の後部には泥跳ねを付けました。堅い平筆に泥状に溶いたピグメントを付けて、エアブラシの空吹きで泥を吹き飛ばします。だた、ちょっと・・・やり過ぎました(;^_^A
戦闘室床の汚れ
戦闘室の床を汚します。スポンジでチッピングを付けたり、泥をあちこちに付けたりしました。ここは結構汚れると思います。
完成!!
これにて ドラゴンの 1/35 Sd.Kfz.164 ナスホルン 初期型 の完成です。主砲は砲架の付け根とトラベルクランプで接着してしまいました。最初に迷彩塗装をしたときはちょっと派手だったかと思ったのですが、ウエザリングをしていく過程で少し落ち着いてくれました。
自走砲好きの私にとってナスホルンは大好きな車輌です。以前ドラゴンのプレミアムキットのナスホルンを作ったのですが、それが2007年の3月ことですからもう12年も前なんですね。その間にもAFVクラブやタミヤからも発売になっています。それらも作ってみたいですね。でもその前に在庫を減らさないと死ぬまでに作りきれません。
(全作品完成まで あと125)
関連するコンテンツ
作品No.461の記事一覧
- Sd.Kfz.164 ナスホルン Op.461 制作開始 (2019年5月19日)
- Sd.Kfz.164 ナスホルン その2 車体の組み立て (2019年5月20日)
- Sd.Kfz.164 ナスホルン その3 履帯の組み立て (2019年5月21日)
- Sd.Kfz.164 ナスホルン その4 車体上部の組み立て (2019年5月22日)
- Sd.Kfz.164 ナスホルン その5 主砲の組み立て (2019年5月23日)
- Sd.Kfz.164 ナスホルン その6 戦闘室の組み立て (2019年5月24日)
- Sd.Kfz.164 ナスホルン その7 塗装 (2019年5月25日)
- Sd.Kfz.164 ナスホルン その8 デカール貼りと細部の塗り分け (2019年5月26日)
- Sd.Kfz.164 ナスホルン その9 戦闘室内部の組み立て (2019年5月31日)
- Sd.Kfz.164 ナスホルン その10 スミ入れ (2019年6月1日)
- Sd.Kfz.164 ナスホルン その11 足回りの組み立て (2019年6月2日)
- Sd.Kfz.164 ナスホルン 初期型 その12 完成!! (2019年6月3日)
コメントを残す