グラマン・F6F-3ヘルキャット Op.364 制作開始
2015年3月16日
Category : 飛行機Tags : F6Fヘルキャットアメリカ海軍
今年は1/72の小さなスケールの飛行機を作ろうと決めているわけで、零戦22型に続く1/72飛行機は零戦のライバルだったグラマン・F6F-3ヘルキャットです。
F6F-3ヘルキャットはF4Fワイルドキャットの後継機でその設計思想をそのまま受け継ぎ、丈夫な戦闘機として作られました。
100kg近くに及ぶ装甲板や防弾ガラスを持ち、作りやすさ最優先でシンプルな形という設計はライバルの零戦とは真反対にもかかわらず、強いけど一度やられたら熟練パイロットごと失ってしまう零戦と異なり、落されても落されてもパイロットは生還し、その都度経験値を積み上げて強くなるため、戦争が進むにつれ百戦錬磨の日本軍の航空隊もこのグラマンに歯が立たなくなってしまいました。まさに米軍の戦略勝ちですよね。
そんなヘルキャットをサイバーホビーのキットで作ります。行きつけのプラモ屋さんが先月やってくれたバーゲンセールで半額で買った物です。キットにはシートベルトのエッチングパーツも入っており、安い割りに良い感じです。
デカールはヨーロッパ戦線と太平洋戦線のものが数種類入っているのですが、今回は零戦のライバルとして日本軍を苦しめた太平洋の艦載機として作ります。
制作記はつづきをどうぞ…
コクピットの組立て
まずはコクピットを作ります。これを完成させないことには機体の組立てができませんからね。
零戦ではコクピットの内壁は機体の内側にモールドされているのですが、ヘルキャットではちゃんと別パーツとなっています。なにしろここが装甲板になっていますからね。
コクピット内は結構広くゆったりとしています。おデブな機体だからこそですね。それぞれのパーツは塗装を済ませてから接着しますから、まだこれくらいバラバラです。
コクピットの前や後ろの隔壁の向側にもなにやらパーツが付きます。しかしこれらは機体を組み上げてしまうと全く見えなくなってしまいます。一応組み立ててはみたのですが、実際には塗装どころか組立てすらする必要はありませんね。
エンジンとコクピットの間にある補機類もそれらしいのですが、実際にはこんなにガラガラのはずはなく、相当省略されています。なんでこんな風に中途半端に再現するんでしょうね。理解に苦しみます。
(全作品完成まで あと98)
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