F6F-3ヘルキャット その6 デカール貼り
2015年3月22日
Category : 飛行機Tags : F6Fヘルキャットアメリカ海軍
今回はデカール貼りです。飛行機は全身にびっしり注意書きが書かれているので、次第に持つところが無くなってきます。そのためデカールは何度かに分けて貼りました。デカール乾燥後にはキャノピーのマスキングも剥がします。これが一番の楽しみですね。
詳しくはつづきをどうぞ…
大きなデカール貼り
最初に国籍マークなどの大きなデカールを貼ります。米軍の飛行機は機首にノーズアートが描かれることが多かったのですが、今回は目を血走らせて歯をむいている顔を描いた機体にしてみました。
説明書によるとこの顔のノーズアートが描かれたのはVF-27(第27戦闘飛行隊)の機体で、空母プリンストンに配属されていたもののようです。機番は13と17と23と入っており、その中で日本機の撃墜数が8機の23番機としました。たいした理由はありません。
サイバーホビー(ドラゴン)のキットには高品質なカルトグラフ製のデカールが付属してくるので、シルバリングも少なくキレイに貼れます。
でも今回はちょっと油断してしまい。気泡が入ってしまいました。充分に気泡を出す作業をしなかったのが原因ですね。赤丸の中の少し白っぽくなった部分でデカールが浮いてしまっています。
そこで中の空気を出すために、デザインナイフの刃先で白くなった部分をつついて穴をたくさん開けます。そこにもう一度マークソフター(実際にはその代わりにクレオスの水性ホビーカラー用の溶剤)をタップリ塗ります。
柔らかいガイアのフィニッシュマスターでデカールの上から押さえておきます。これでもう一度乾かせば白い部分は無くなりました。やれやれです。
注意書きデカール
普通注意書きデカールは非常に細かいため、何ヶ所かをセットにして貼る事が多いのですが、このキットでは全部バラバラになっています。
そのためデカールを台紙からキットに移動させるにも一苦労です。よく見るとフラップの『PUSH』が歪んでしまっていますね。今気づきました。
クリアコートとマスキング剥がし
最後のデカールを貼ってから丸1日乾燥させてから全体に半ツヤクリアを吹きました。デカールの保護と全体のツヤの統一のためです。
いよいよキャノピーのマスキングを剥がします。塗料が何層にも塗られてすっかり堅くなってしまったアプリケーションシートは、ちょっと剥がし難かったのですが、端をデザインナイフの刃先で起こしてやってなんとか剥がしました。
どうやら塗料のしみ出しも無く、キレイにマスキングできていたみたいです。少し剥がすときに一緒に塗料が取れてしまった部分は筆塗りで直しておくことにします。
カウリングの塗装
デカールを貼っていて気づいたのですが、カウリングの下の部分が口のように赤く塗られていることに気づきました。しっかりと塗装図に書かれていたのですが、見落としていました。
しかたがないので筆塗りで塗りました。こうして写真に撮ると境目があまりキレイじゃ無いので、もう一度修正しておくことにします。まぁ、肉眼ではあんまりわかりませんけどね。
これでずいぶんと完成が近づいてきました。そろそろ爆弾やプロペラなどの塗装をしなくてはいけませんね。明日はその作業です。
(全作品完成まで あと98)
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