ヤクトティーガー ヘンシェルタイプ その12 細部の塗分け、OVMの取り付け
2006年8月19日
Category : AFV ドイツTags : ヤクトティーガー
ウオッシングとドライブラシ、細部の塗分け
ウオッシングとドライブラシをしました。全体に明るめの仕上がりだったのがウオッシングで重厚な感じになってきました。色の調子を見ながら拭き取ったのですが、あまり明るく戻したくなかったので、拭き取りは最小限です。
さらにドライブラシを4段階くらいかけて、エッジを際だたせました。今回の迷彩パターンはグリーンやブラウンの面積が比較的大きな固まりになっているので、パンターを塗ったときのようにそれぞれの色でドライブラシをしました。
それにしてもカルトグラフのデカールはすばらしいですね。デカールソフターを使い、さらにフラットクリアをオーバーコートしたらシルバリングが全く分かりません。
フラットクリアのオーバーコートの時に少し失敗して一部白く粉が吹いたようになってしまいました。これをごまかすためにチョイと苦労しました。結果的には白っぽくなるのはエッジの部分ばかりなので、ドライブラシをかけてしまうのですが、その前に筆で少々修正しました。
ペリスコープや機関銃、排気管などを塗り分けます。排気管は焼鉄色で塗った上から、黒とオレンジのパステルをアクリル溶剤で溶いて塗りつけてあります。
OVMの取り付け
組立の最終工程はOVMの取り付けです。X7号車は左右に牽引ワイヤーを付けていますから、組立手順書とは少しOVMの配置が異なります。オプションの説明書を見ながら取り付けていきました。
左側のワイヤーは通常の取り付け方、右側のワイヤーは箱絵にならって、前後のフックに引っかけました。ワイヤーを車体に留める金具が左右に6個ずつあるのですが、これに全て蝶ネジを貼り付けました。モデルカステンの蝶ネジはあまりに小さくて、パッと見には蝶ネジがついているのかどうか分かりません。他社のエッチングパーツの蝶ネジはもう少し大きいので蝶ネジであることがよく分かります。少々オーバースケールになるのでしょうが、大きめにしたほうがそれらしくていいかも。
これで全てのパーツの取り付けが終わったので、いよいよチッピングなどのウエザリングに入ります。あと少しだ~!
(全作品完成まで あと9)
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