ヤクトティーガー ヘンシェルタイプ その3 車体後部の組立て
2006年8月4日
Category : AFV ドイツTags : ヤクトティーガー
転輪ができたので、いよいよ組立式履帯を貼り付けようかと思ったのですが、ドイツの重戦車のように複雑な転輪と幅広の履帯を持った戦車の場合、転輪と転輪に挟まれた部分の履帯がどう塗っていいものか分かりません。しかも起動輪のスポークの隙間から見える履帯の裏側の面も塗装が不可能です。
やっぱり履帯だけ塗装してから貼り付けた方がいいのでしょうか?問題はあのバラバラの履帯どうやって塗装するかです。しかも塗装後の履帯ってうまく接着できるんでしょうか?どうも考え出すと答えがでません。こんな時は日本人の得意の手です。そうです先送りです。明日また考えましょう(+_+)\バキッ!
てなわけで、再び車体の制作に戻ります。こんなんでいいんだろうか?今日はシャーシの後部の製作です。排気管とかジャッキ受け、シャックルなどを取り付けます。
ここでまたちょっとしたディテールアップです。ジャッキ受けについている小さな蝶ネジを薄く削りました。なんだかごつかったのでチョットヤスリを当てただけです。しかし、まだジャッキ受けは蝶ネジが付いているだけましです。シャックルの留め具には蝶ネジが付いていません。そこで買い置きしてあったモデルカステンのドイツ戦車用蝶ネジを貼り付けました。
新しく買ったタミヤのピンセットのおかげで飛ばすことは無かったのですが、接着が甘くて、気が付いたら1個無くなっていました。24個入りで600円ですから、ごま粒ほどのパーツが一つ25円です。モデルカステンの履帯がいくら高いといっても3000円くらいでパーツ数にして数百個入っていますから1個あたり数円ですよね。これから考えるとすごく高いですよね。
よく考えたらティーガー1型を作ったときにエッチングパーツを使ったために余ったプラパーツに蝶ネジが付いていたことを思い出しました。これも使うことにしましょう。なんだか得した気分です。
排気管カバーの両側にフランケンシュタインの耳の横に付いているようなボルトが飛び出しています。これはキットには入っていません。伸ばしランナーとウエーブの角リベットで作って取り付けました。長さがバラバラなのはご愛敬。
右の排気管にチェーンが付いているようなので、手持ちの細いチェーンを貼り付けておきました。これってなんなのでしょうね?
木製のジャッキ台は側面には木目がモールドされていません。射出成形である以上しかたがありません。さすがのドラゴンもこんなとこにはスライド金型は使えませんよね。ここはいつも通り彫刻刀で自分で木目を彫ります。そして上に持つ手がついているようなので、銅線と薄いプラ板でそれらしくでっち上げました。
最後に溶断の痕を一生懸命付けたのに、付け忘れていた溶接痕を付けました。伸ばしランナーを貼り付けて、流し込み接着剤でクタクタに溶かして、スパチュラでつぶして溶接痕にしました。
(全作品完成まで あと9)
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