零式艦上戦闘機21型 その6 尾翼の組み立て
2007年6月3日
尾翼の組み立て
いよいよ翼の製作に入ります。まずは小さな尾翼からです。このタミヤの零戦キットでは各翼はヒンジに丈夫なステンレス製のエッチングパーツを使い可動式になっています。瞬間接着剤でヒンジを留めるのですが、接着剤の付けすぎには注意が必要です。なにしろ瞬着が盛り上がったまま固まってしまうと、翼が規定の厚さで収まらなくなってしまうからです・・・って、経験済みかよ(+_+)\バキッ!
それよりも問題は合わせ目です。どんなにきっちりと作られたキットでも翼の裏表の貼り合わせのところには筋が残ってしまいます。これをペーパーでこすって消すのですが、そのときに一緒にリベットも無くなってしまいます。しかもこの部分のリベットはインジェクションキットの限界で、深くモールドされていません。そこで、パーパーをかける前に、この部分のリベットをけがき針で突っついて深くしておきます。飛行機のリベットは戦車と違ってへこんでいるリベットですから助かります。これが凸のリベットならやってられません。
尾翼の取り付け
無事垂直尾翼と水平尾翼が付きました。ちゃんと可動します。やれやれです。
各尾翼の付け根はパネルラインにそって接着されるので筋が残ってもいいのですが、さすがに隙間が空くと修正が必要です。幸いにもタミヤのキットは驚異的に精度が良いため、きっちりと隙間無く接着できました。もしここに隙間ができたら(普通は多少の違いはあれ、できますよね)、パテで隙間を埋め、さらに平らにならし、最後に筋彫りとリベットを復活させなければなりません。こんなこと私にはとてもできません。タミヤのキットをチョイスして良かった~♪
だんだん飛行機らしい形になってきました。次はいよいよ主翼ですよ。わくわくしますね。
(全作品完成まで あと13)
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