ドイツ・10.5cm自走榴弾砲ホイッシュレッケ4b その9 完成!!
2008年5月30日
Category : 完成 AFV ドイツTags : 10.5cmleFH18ホイッシュレッケ
最後の仕上げ
ウオッシングの次はドライブラシです。タミヤエナメルのダークイエロー+サンディブラウン+フラットホワイトを基本色に、フラットホワイトを加えながら4段階のドライブラシです。最近は少し控えめにしています。というより以前よりもさらに薄く溶いてしていますから、ほんのりとしか着色しなくなりました。ドライブラシはかすかがいいですね。
チッピングはまたまたガンダムマーカーです。いやもう楽ちんで良いですね。ただインクは十分に残っているのですが、ペン先が少し太くなってきたかも知れません。落書き用に末娘にあげて、次を買ってこようかな。今度はグレーも良いですね。あとベージュもあるといいかも・・・って、あるのかな?
ホイッシュレッケは砲塔を積み卸しするときに、車体に主砲が当たらないように砲塔を後ろに向けます。この形でクレーンを立ててその上に載せた滑車で砲塔をつり上げて車体の後ろに移動させるのですね。
完成!!
最後はパステル・ワークです。入り隅にセピアを入れていきます。良い感じですね。黄土色と明るいグレー、それに白のパステルを混ぜて少しくすんだクリーム色を作ります。これをパステルブラシで砲塔と車体の上面にこすりつけて明色部のフィルタリングをします。これもお手軽でいいですね。パステルの粉は完全に定着するわけではないので、こすれば取れるのでしょうが、普通にさわったくらいでは取れません。心配ならスーパークリアのフラットでオーバーコートすればいいのでしょうが、半ツヤのOVMまでつや消しになってしまうのでしません。
こうして正面から写真に撮ってみると、なかなかどうしてオリジナルの4号戦車よりも強そうに見えます。でも残念ながらこの砲塔の装甲板はペラペラなんですよね。人力で積み卸しをするために軽量化したためです。結局それで現場からダメだしされたんじゃないでしょうかね?待ち伏せようのトーチカの装甲がペラペラでは生きた心地がしませんからね。
クレーンのパーツが欲しい・・・
ドラゴンの最近の製品はとてもすばらしいですね。溶接の痕がどんな小さなパーツにもきちんと再現されているのには驚かされます。さらにスライド金型を駆使して、非常に少ないパーツでしっかりと精密感を再現しています。非常に組み立てやすく、素組みでも十分なクオリティの作品に仕上がります。
ただ残念なのは、相変わらずの暗号説明書(今回は解読は容易です)と、この車輌の一番のキモである、砲塔つり下げようのクレーンのパーツが完璧に揃っていないことです。あと滑車とロッドとチェーンとフックだけです。せっかくの名キットが惜しいですね。
もしそれらがキットに入っていたら、この写真のように作ることができるんですよね。でっち上げでやっちまえば良かったかな・・・とも思ったのですが、砲塔を外すことによって丸見えになる運転席も作らねばなりません。やっぱり無理か・・・
(全作品完成まで あと38)
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