« »

アメリカ・M59 155mmカノン砲ロング・トム その5 完成!!

Category : 完成 AFV アメリカ

Scale : 1/35 Maker : AFVクラブ Post : 127-5

MIGピグメント

155mmカノン砲ロング・トム ピグメント出仕上げ

MIGピグメントを塗りつけます。今回は三段階です。最初はピグメントをアクリルレジンとアクリル溶剤で溶いて塗れた土を表現します。あまり目立たないように、たくさん土がたまりそうな部分の奥だけに面相筆でおいていきました。

次はアクリル溶剤だけで溶いたピグメントを筆でベチャベチャと塗りつけていきます。これをアクリル溶剤で拭き取ると塗料も剥げてしまいますから、半乾きのときに水を付けた綿棒で拭き取っていきました。

最後は粉のままのピグメントをパステルブラシでバサバサと置いていきます。余分は全て吹き飛ばしました。

タイヤとハイスピード・トラクターとの連結部分を重点的に汚しました。ハイスピード・トラクターは名前からしてかなり土埃を上げて走りそうですからね。

平衡器

155mmカノン砲ロング・トム  平衡器のハゲ

155mmカノン砲ロング・トム
 平衡器のハゲ

平衡器のピストンの部分はいつものドイツの砲にならってシルバーで塗っていたのですが、tomboy07さんの写真を見たらしっかりと車体色で塗装されていました。

他のモデラーの作例を見たり、キットの箱絵を見るとどうやらピストンのうちシリンダーに入る部分は銀色に剥げていたようです。そこでエアブラシでグラデーションを付けてみました。

完成!!

アメリカ・M59 155mmカノン砲ロング・トム 1/35 AFVクラブ

アメリカ・M59 155mmカノン砲ロング・トム 1/35 AFVクラブ

これにて完成です!!榴弾を使えば20kmを越える射程があったそうです。迫力満点です。1週間弱でサクサクッと作った作品ですが、良い感じです。

ただM4ハイスピード・トラクターとつなげると全部で50cm近くにもなります。私のAFV作品の陳列ケースの棚は幅が45cmしかありません。残念ながら入らないのです。しかたがないので飛行機用に購入した幅85cmの棚に並べることにしました。

いつかはベースを付けようと思うのですが、この長さですと完全にオーダーメードです。既製品の台が使えないので作るのはかなり面倒ですよね。まっ、時間があればということで・・・

M4ハイスピード・トラクター と 155mmカノン砲ロング・トム

M4ハイスピード・トラクター と 155mmカノン砲ロング・トム

合成写真を作ってみたのですが、どうも色があいません。しかも背景とキットとで遠近感が違うようです。こちらもどうもうまくいきません。

でも、こうして背景写真と合成してみるとロング・トムの巨大さが実感できますよね。実物を見ることができるtomboy07さんがうらやまし~!!

通常は展示会のお題でもなければ購入してからしばらくしてから作るのですが、このキットはすぐにサクッと作ってしまいました。AFVクラブの古いキットと言うことでいろいろと心配もあったのですが、ほとんど杞憂に終わりました。押し出しピンもヒケも許容範囲内ですし、パーツの合いはなんら問題ありませんでした。というより、非常に組みやすい精密感あふれる好キットです。

ベースを付けようかとも思ったのですが、この細長さのベースは既製品ではありません。一から手造りしないと無理ですね。いつか時間ができたら木の台だけでも作ろうかと思っています。

大砲のキットはあまり人気がないのか、AFVクラブのキットがあるのみで、久しぶりに再販されたので速攻で購入・制作しました。古いキットとは思えないほど良くできてきます。口径155mm、口径長45(約7m)の砲身はアルミ製でライフリングも刻まれています。その大きな砲身は迫力満点です。全長が10mもあるため、1/35でも30cmを越える大型キットです。今回はM4ハイスピード・トラクターと組み合わせるため、牽引状態で作りました。 ロング・トムの揺架です。ガス圧式の平衡器は塗装されているのですが、シリンダーの中に入る部分は塗料が剥げやすいのではと思い、銀色を残しました。このあたりは精密感に溢れています。M4ハイスピード・トラクターと並べてみました。合計で50cm近くにもなります。私のAFV用の陳列棚は棚板の幅が45cmしかないので、飛行起用の85cmの棚に並べることになりました。

(全作品完成まで あと37)

関連するコンテンツ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

« »