ドイツ・自走砲搭乗員セット その2 完成!!
2008年8月10日
Category : 完成 AFV フィギュア ドイツTags : ドイツ砲兵ブルムベア
顔の塗装
完成したブルムベアの搭乗員を作ります。既に組み立ては完了しているので、後は塗装だけです。塗料はいつものアメリカーナ(トールペイント用水性アクリル塗料)です。下地にサーフェイサーを吹いてから塗装します。
右下の兵士のヘッドフォンと喉マイクのセットは、タスカの星型アンテナセットにオマケで入っていた物を使いました。イアーパッドが薄っぺらくてドラゴンよりも良い形をしています。ヘッドバンドも3種類の長さが入っており、フィギュアの頭の大きさに合わせられます。今回は中を使いました。
喉マイクに付く機械も入っており、これを胸に接着してコードを取り付けます。このパーツはドラゴンなどでは入っていないので、なかなか貴重ですよね。タミヤでは戦車兵の胸にモールドされていたりするのですが、ドラゴンも別パーツでできないなら、そうしてくれると嬉しいのですが・・・
ドイツ階級章デカールセット
今回初めてタミヤの階級章デカールセットを使ってみました。このホビーショーで発表になった新製品です。肩章や襟章、勲章や例の鷲のマークなどがデカールになっています。これを使えば複雑な階級章の肩章がしっかりと表現できます。
ただ元帥のようなものすごい偉いさんが2名分も入っている割に、2等兵は12名分しか入っていません。戦車兵の2等兵に至っては2名分と元帥閣下と同じ数です。戦車兵に2等兵ってあまりいなかったのでしょうか?このバランスの悪さがちょっと残念です。
そうはいっても写真のように帽子のマークや肩章の精密感は手書きでは決して描けません。襟のドクロマークなんかはいつもは銀色の点でしか描けなかったのですが、よく見るとちゃんとドクロベー様になっています。やはり戦車兵にはドクロじゃなくっちゃね♪
お腹に付いている勲章はデカールセットの物じゃありません。ドラゴンのエッチングパーツのあまりを貼り付けておきました。こういった物には立体感があった方がいいですからね。
完成!!
4人全員を塗って完成です。帽子の頭に付いている鷲のマークはデカールセットに4つしか入っていなかったので、これで在庫切れです。将校の帽子用や空軍用も4人ずつあるのですが、一般の国防軍用をもっと入れてください、お願いします、タミヤさん。
前で座っている兵士は(ちょっとピンぼけですみません)、砲手です。照準器を覗くときに帽子のつばが邪魔になるので、彼だけは帽子を後ろ向きにかぶることを許されていました。服装の乱れに厳しいドイツ軍において例外的な扱いです。
フィールドグレーの服を着た3名はブルムベア中期型に、黒服を着た1名は初期型に乗ってもらいます。また中期型の3名は兵科色が赤の砲兵としました。肩章は車長はデカールを貼ってから周囲を赤で縁取り、2等兵の2名は手書きしました。
ブルムベアに乗せてみた
ブルムベアに乗せてみました。初期型には戦車兵の彼です。砲手の椅子の上に立っています。車長用のハッチは小さくて窮屈ですから、こちらから顔をだしています。
中期型の3名は地図を広げて打合せ中です。まったく違う車両用の兵士セットですが、なんとか収まってくれました。やっぱり車輌単体よりもフィギュアが乗ると雰囲気が出ますね。
ミニ・アートのフィギュアはプラが柔らかく加工がしやすいのがありがたいですね。袖や上着の裾のくりぬきが容易にできます。
今回初めてタミヤの階級章デカールセットを使ってみました。手書きでは到底再現できない精密さです。とても便利なデカールセットなのですが、内容が偏っているのが今ひとつです。偉いさんの階級章なんてあまり入りませんし、帽子の上に付く鷲のマークが4枚しか入っておらず、今回で無くなってしまいました(涙)。
これにてなんとかモケ盆に間に合いました。やれやれです。2匹の熊さんと一緒にフィギュアも持っていきますからね。皆さんにお会いするのが楽しみです。
(全作品完成まで あと35)
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