キューベルワーゲン 寒冷期エンジン始動セット Op.140 制作開始
2008年9月29日
Category : AFV ドイツTags : キューベルワーゲン
寒い冬の朝
国産のプラモメーカーのBego。そのベゴとドラゴンのコラボ商品が今回の作品です。以前、ベゴのキューベルワーゲン+医者と看護師のフィギュアにドラゴンの衛生兵と負傷兵のフィギュアをセットした救急車セットを作ったことがあります。このときはドラゴンがフィギュアをベゴに供給してベゴから発売になりました。
今回作るのはその逆で、ベゴがドラゴンにキューベルワーゲンを供給し、それにドラゴンが自社の新開発のフィギュアをセットし、発売しました。発売はサイバーホビーの白箱ですから、1回限りの限定生産品ですから、現在は発売されていません。
冬季には戦車のエンジンが凍り付き、クランクを差し込んで人手で始動させます。しかしパンターやティガーなどの大型戦車では人力には荷が重く、キューベルワーゲンのエンジンを使って始動用クランクを回してエンジンをかけました。その際、エンジンの冷却水を温めるために、バーナーをつっこんで(ちゃんとそのための装置も装備されています)、凍った冷却水を溶かしました。
そんな寒い朝の情景を作るためのセットがこのキットです。戦車のエンジンを始動させるアタッチメントとフィギュア3体をキューベルワーゲンに付けてキット化されています。ドラゴンもなかなか良いキットを出してくれた物です。速攻で購入し今まで持っていたのですが、やっと作ることができます。実は組み合わせる適当なパンターもしくはティガーを作るのを待っていたのですが、このたび無事ヤクトパンター初期型が完成したからです。
足回りの制作
キューベルワーゲンの制作は前回の救急車バージョンと全く同じです。救急車の時は、基本色がダークイエローだったのですが、今回はジャーマングレーです。
パンターやティガーがジャンジャン出てきた頃はすでにドイツ車両はダークイエローベースになっていたはずですが、このキットの説明書ではジャーマングレーで指示されています。まぁ、私としては前回が3色迷彩だったので、今回はジャーマングレーの方がうれしいのですけどね。
小さなキットで、しかもインテリアやエンジンを作り込みながら組み立てていきます。そのため久しぶりに塗りながらの組み立てとなります。ここまでの工程は全て筆塗りで行いました。ガイアカラーのドゥンケルグラウにクレオスのフラットホワイトを少しだけ混ぜて明度を上げ、リターダー・マイルドで溶いて筆で塗りました。 こんな時はフィルバート筆が便利ですね。筆目を目立たせずにわりとキレイに塗れます。
実はエンジンのパーツが一つ紛失してしまいました。非常に小さなパーツであまり目立たないのですが、やはり無いと困ります。
このセットではエンジンルームのハッチは開けっ放しになりますから、エンジンは丸見えです。探しても出てこなければ、救急車バージョンからいただいてこようかとも思っています。あちらはハッチが閉まっていて中が見えませんからね。
(全作品完成まで あと40)
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