アポロ11号月着陸船 その2 コロンビア号が完成
2009年10月31日
司令船が完成
表面を磨いてスーパーシルバーをエアブラシしたのですが、どうもピカピカ加減が足りません。実機の写真ではそりゃもうピッカピカです。
てなわけで、ハセガワのトライツールのミラーフィニッシュというシートを貼ってみました。20cm×9cmで1枚千円とお高いのですが、テカテカ具合はそりゃもう最高です。通常は小さな面積に貼るため価格も気になりません。以前ハナキさんと二人で1枚買って半分に分けました。チョッとせこかったか…
それで、これを使ってみました。曲面に貼れるとは言え、この形に切り出すのはなかなか大変です。全体を一度に切り出すことはムリですから、全体を4回に分けて切り出して貼りました。
ところが下の面を全部貼ったところでシートが品切れ。
この司令船は3つの部分に分かれます。一番上のドッキング部分のカバー、次がパラシュート格納部のカバー、そして本体です。下の2つはシートを貼りたかったのですが、パラシュート格納部までは足りませんでした。近々モケモケに行って買ってくることにしますが、とりあえずはここまでで司令船は完成とします。
司令船のおしりの部分の色が判りません。写真は大気圏突入後の写真しか無く、この部分は焦げ焦げです。たしかスペースシャトルの耐熱タイルはこの当時は無かったはずで、子供の頃の記憶では、ここには分厚いプラスチックのコーティングがあり、気化熱で冷やしたとかなんとか…(まるで自信なし…)
まぁ、考えても判るはずはないので、スペースシャトルにならって黒にしてみました。これが一番カッコいいですからね。
機械船の制作
続いて機械船を作ります。すでにパーツの整形は済んでいたので、塗装して組み立てるだけです。姿勢制御用のバーニアがたくさん付いていますが、どれも噴射口がふさがっています。ここはひとつ開口してやらねばなりませんね。16個もあって大変ですが、ハンドリューターとバードリルで一気です。
デカールは非常に質が良く、何もしないでもシルバリングを起こしていません。軟化剤はクレオスとタミヤは相性が悪いので、タミヤの純正品を使いました。これならたっぷり塗っても安心です。
機械船には若干のインテリアが付属します。金色に見えているのは燃料電池用の燃料タンク(水素と酸素)です。その先にあるグレーの筒が燃料電池のリアクターです。実物の写真と比べると雰囲気はわかるのですが、形はまるで違います。もしかして打ち上げごとに改良されていったのかもしれませんね。
赤い筒は推進装置の燃料タンクかと思います。実際にこのタンクが赤かったかどうかは判りません。タミヤの指示では銀色になっています。ですが、他でみた写真ではここが赤で塗られていたので、赤にしてみました。その写真は博物館に飾られた機械船でしたので、解説のために赤で塗られていただけかも知れませんけどね。
コロンビア号が完成
機械船に司令船をドッキングさせます。最初に月に着陸したアポロ11号ではこの司令船+機械船はコロンビア号と呼ばれていました。1/70とはいえ、ここまでで戦車1輛分ほどのサイズになりました。このまま着陸船と3段目ロケットの上半分(キットには上半分しは入っていません)が繋がるとかなりのサイズになりそうです。棚に入らないような気がしてきました…
(全作品完成まで あと70)
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