カワサキ・750RS Z2改 Op.206 制作開始
2010年5月14日
できあがったオペル・ブリッツのフィギュアたちを塗ろうと思ったら、ウエットパレットにカビがびっしり。
ウギャ!! 油断しました。最近は暖かい日も多いので、カビが大繁殖です。また夏になったら冷蔵庫にいれなくてはいけなくなりますね。
ウエットパレットは新品をおろしてから使えるようになるまで1日ほどかかりますから、その間に別のキットに手を付けることにしました。余裕が出てきたのでもう一つタイヤ物を作ることにします。
もう一つのタイヤもの

カワサキ・750RS Z2改 1/12 アオシマ
これはアオシマの1/12のカワサキ 750RS Z2改です。以前甥っ子が乗っていたバイクによく似ています。これも甥っ子から製作依頼を受けた物で、そろそろ作ってやらねばと思っていました。
私はメカが丸見えの大砲や自走砲が好きでして、その大部分が外に露出しているバイクも同じような理由で好きなんでしょうね。自動車よりも作っていて楽しいのです。でも自動二輪の免許は持ってませんけどね。持ってる人がうらやましい~
前輪と後輪の組み立て
先に塗装を済ませてから組み立てるモデラーも多いのですが、どうも我々AFVモデラーは先に組み立てないと気が済まないたちでして・・・
てなわけで、フロントフォークと前輪、そして後輪を組み立てます。もちろん塗装をしやすいようにほとんど接着はされていません。
スイングアームには恐ろしいほどのヒケが見られたので、こってりとパテを盛りつけてあります。その他押し出しピンの跡やらヒケがそこら中にあるので、至る所パテだらけです。
メッキパーツはあらかじめキッチンハイターでメッキを剥がしてあります。塗装でも十分にキレイな金属光沢が作れるので(もちろんメッキにはかないませんが)、塗装をするとなるとパーティングラインも消せますし、ヒケも埋められます。
エアファンネル
以前作ったZ1もそうだったのですが、アオシマのキットはエアファンネルの中がしっかり詰まっています。たしかにあまり見えない箇所ではあるのですが、チラリとでも見えた時にここが埋まっていると興ざめですから、しっかりと開口しておきます。
ハンドリューターにバードリルを付けて極限まで削ります。向こう側が透けるほどまで削るので、少しでも気を抜くと穴があいてしまいます。そんなときは瞬着で埋めました…って、開けたんかい(+_+)\バキッ!
メッキの下地
メッキの代わりはクレオスのクロームシルバーという塗料で塗るのですが、まずは下地にツヤ有りの黒を塗ります。その時できるだけ表面をツルツルにしておくことがキレイなメッキ塗装のコツです。そこですべてのパーツはハンドリューターに研磨剤入ブラシの#3000を付けてフルスロットルで磨きます。
さらに下地塗装のツヤ有り黒はリターダー入の溶剤で溶いて、ちょいと濡れ加減なくらいに吹きます。これで下地はテッカテカになるはずです。黒が乾いたらいよいよ銀塗装ですね。
(全作品完成まで あと69)
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