ドイツ・3トン4×2カーゴトラック その4 完成!!
2010年5月13日
Category : 完成 AFV ドイツTags : オペルブリッツ
ウオッシング
いつまでもバルキリーでくよくよしていても始まりません。 気持ちを切り替える為にとっとと次へ行きます。完成間近のオペル・ブリッツの仕上げにかかるとします。まずはウオッシングからです。
これはみずのさんに教えていただいた『うなぎのたれウオッシング』です。左の2本が未処理、真ん中がうなぎのたれ(エナメル塗料です)を塗った状態、そして右の2ホンが拭き取った状態です。
うなぎのたれウオッシング液は今まで私が使ってきたウオッシング液の数倍の濃さがあります。このまま放置するととんでもないことになりそうですが、これを塗ってすぐに拭き取り、さらに拭ききれない場合はエナメル溶剤を染ませた綿棒でしつこく拭き取ります。そうするとあのみずのさん特有の清潔感のある、それでいてしっかりとしたウオッシング効果がえられます。
先日のプラモ合宿には最初からの参加ができなかったのですが、このみずのさんのウオッシングがみれただけでも参加した甲斐がありました。あの炎天下の15kmの自転車で息を切らして駆けつけたのは報われました。
ドラム缶だけじゃありませんよ、ちゃんとトラックもウオッシングしました。みずの式ウオッシングは前作のSd.Kfz.250/1からなんですが、前作ではまだ恐かったのでウオッシング液がみずのさんほど濃くありませんでした。今回思い切って濃い目に調合したら、思った通りの結果となりました。
自分でも驚くほどの効果にすっかり機嫌が良くなり、やっつけ仕事のバルキリーにもウオッシングをしてやろうかな・・・てな余裕もでてきました。プラモで負った心の傷はプラモがいやしてくれました(笑)。みずのさんに感謝です!!
ピグメントで泥汚れ
ピグメントで泥汚れを付けます。要領は戦車の時と同じです。ドロドロに溶いたピグメントを塗ってはこすり、溶剤でボカしては粉をまぶす・・・の繰り返しです。
タイヤの接地面は溶剤を染ませた綿棒でピグメントをこすってゴム部分を露出させました。
ドライブラシ
ドライブラシです。エナメルを使い4段階ほどしました。幌のドライブラシがキツイのはワザとなんですが、フロントグリルはちょっとやりすぎましたね。
荷台の木の部分は木目を浮き出させる為に全体に軽くドライブラシをしてあります。こちらは1段階だけで、ほんのチョッピリあかるいだけです。
完成!!
チッピングはいつものスポンジ方なのですが、今回はほんの少しだけです。ジャーマングレーの車体ではあまり目立ちませんしね。
土埃による汚れなどをアルコールに薄く溶いたピグメントを流して表現します。窓枠や屋根の縁にも流します。また荷台の隅っこや木と木の間にも流します。
これにて燃料用ドラム缶を積み込み中のオペル・ブリッツのできあがりです。製作開始から1週間と1日。更新回数にして4回ですから最近としては非常に早いですね。やっぱりタミヤのキットはいいですね。
オペル・ブリッツはいろいろな使われ方をしたトラックですが、こうしてドラム缶だけを満載するという一番オーソドックスな使われ方を作ってみました。トラックの中のトラックですね(笑)。
(全作品完成まで あと69)
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