8.8cm対戦車砲Pak43 その2 塗装と組立て
2011年8月19日
Category : AFV ドイツTags : 8.8cmPak43
サフ吹き、影吹き
砲身やら防盾やらと金属パーツが多いので全身をサフで塗装します。サフはマルチマテリアルに対応できるクレオスのプライマーサフを使います。金属砲身はプライマー成分が入っていないとちょっと当てただけでハゲちゃいますからね。
そして次に影色を塗ります。リンバーや砲の操作部分なんかはほぼ真っ黒ですね。影だらけです。
基本塗装、迷彩塗装
基本塗装は自家製のダークイエローです。クレオスのダークイエローとサンディブラウンそしてフラットホワイトを全部同量混ぜます。
大きな保存用の瓶に3本とも同時にぶちまけ、さらに溶剤で2倍程度に伸ばしてあります。筆でのリタッチはほぼこの濃さで、エアブラシはさらにこれを1.5倍~2倍程度に薄めて使います。
防盾は広い面なのでカラーモジュレーションを施してみました。表側は迷彩が入るのでわかりにくいかもしれませんが、裏側は影になる部分にはっきりと暗色を置いています。でも、こちら側もあまり見えないかもね。
次に3色迷彩を行います。箱絵の迷彩パターンをまねて塗るのですが、細いうねうねはやっぱり難しいですね。防盾は一度失敗してイチから塗り直しています。
組立て
全てのパーツを組み付けます。がここで大問題。実は小さい方の防盾が砲の基部を通さないのです。どうやら通して接着してからその前のパーツを取り付けなければ行けなかったみたいです。エッチングパーツの仮組みは普段はやらないのですが、やっぱり必要ですね。
仕方が無いので、防盾を少しねじ曲げて通し、通してから戻しました・・・が、やっぱり多少ゆがんでしまいましたね。
マズルブレーキの向きがかなり変な方向を向いていますが、実はこれ撮影の途中で取れてしまい、適当に差し込んだだけなのでこんな事になっています。接着していないので、いつでも直せるからイイとはいうものの、写真を撮る前にどうしてなおさなかったんでしょうね。(*^_^*)
予備砲弾のラックを取り付けます。砲弾のおしりだけはエッチングパーツが入っているのでそれを貼り付けます。塗装無しで本物の真鍮製ですからリアルそのものですよね(笑)。
防盾は6箇所で砲架に固定されるのですが、いずれもドンぴしゃで位置が合いました。真鍮製の防盾パーツの穴に砲架のプラパーツのボッチがキッチリはまります。
リンバーのタイヤはゴムパーツが入っているので、塗装が完了した段階ではめ込むだけです。塗り分け不要でたすかります。
(全作品完成まで あと99)
この記事は i-modellers 根生の大砲ギャラリーに掲載された記事 を再編集したものです。
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