日本海軍・駆逐艦 秋月 その7 艦載艇、船首の手すり、ラッタル
2014年4月5日
艦載艇
艦載艇を作ります。秋月にはこの内火艇が1隻だけ乗っています。そのままでも結構イイできしているのですが、せっかくなのでプチディテールアップをします。船尾にマストを立て、そこに浮き輪を取り付けることにします。
キットの船体に貼り付いている浮き輪のサイズを測り、よく似た大きさの輪っかを真鍮線で作る事にしました。0.5mmの真鍮線を1mmの丸棒に巻き付けて切り取ると丁度良い位のサイズになりそうです。ただ1mmの丸棒がプラ棒しかなかったためにあまりキレイな形にできませんでした。
着色して取り付けました。2個作ったのは、実は秋月に付ける浮き輪を1つ無くしてしまっていたので、その分を作りたかったからなんです。
艦首の手すりとラッタル
いよいよ組み立て作業も大詰めに近づいてきました。ここからは船体の周囲にある手すりを取り付けます。まずは艦首の部分です。
柔らかい真鍮製のエッチングパーツは船首のせり上がりにあわせてあらかじめ曲がって作られており、非常に付けやすいのですが、実際の船ではチェーンで作られており途中が垂れ下がっている手すりの形状が再現されていないのはチョッとざんねんです。最近では1/700でもチェーンの手すりっぽく中央が下がっているのが普通なので、1/350ならなおさらそうして欲しかったですね。
中央の甲板から艦首の甲板に上がるための階段(ラッタル)をエッチングパーツで作ります。以前ガンビアベイを作ったときに踏み板の面を水平にしようとしてバラバラに壊してしまった経験があるのですが、今回も勇気をふるって挑戦してみました。30度の角度のカッターナイフの刃を差し込んで少しずつ曲げます。全部を均等にしようと思って何度もさわっていると折れちゃうので、少々不揃いなのは気にしないことにします。
実際に船体に取り付けてみると、階段も手すりも結構ゆがんでいますが、瞬着が固まったら少しだけ直してみることにします。
(全作品完成まで あと85)
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