MV-22Bオスプレイ その5 キャノピーのマスキング、エンジンナセルの整形
2015年1月17日
Category : 飛行機Tags : V-22オスプレイアメリカ海兵隊
キャノピーのマスキング
キャノピーのマスキングをします。細い枠を残してマスキングテープを貼る訳なんですが、最初は1mm幅くらいに切ったマスキングテープで輪郭を縁取りします。細く切ったマスキングテープは多少の変形に絶えてくれるので、曲線にもちゃんと貼れます。
次に3mmほどの幅のテープでその内側を貼り、次第に太くしたマスキングテープで残りの部分を埋めます。
非常に手間のようですが、複雑で曲線を含んだマスキングはこれが一番確実ですね。急がば回れですね。
キャノピーを塗装します。ですがその前にマスキングテープの隙間から塗料がにじむのを防ぐために、クリアを一番最初に吹いておきます。クリアはにじんでも目立ちませんし、クリアがにじめばこれが目止めになって、次の色はもうにじみませんからね。
キャノピーの塗装は最初に機体内部の色を塗っておきます。窓枠は内側は外がよく見えるように黒く塗られていますから、ツヤ消し黒で塗っておきます。
エンジンナセルの整形
左右貼り合わせで作るエンジンナセルですが、写真の赤いラインがパーツの合わせ目です。ところが実機ではこの位置にパネルラインはありません。これを消さなければいけません。
パーツの合わせ目付近は金型の抜きの関係で筋彫りが大変薄くなってしまいます。最近のキットではこのあたりまでしっかりと筋彫りが入っているメーカーもあるのですが、ハセガワは残念ながら消えそうなくらい薄いです。
このままパーツの合わせ目を消すためにヤスリをかけると、筋彫りが消えてしまいますから、ヤスリをかける前に先に筋彫りを深く彫り直しておいてから合わせ目消しの作業にはいります。
HIQパーツの筋彫り用ガイドテープを貼って作業したのですが、少しよれてしまいました。それでもなんとか中央の合わせ目を消しつつ、実際のパネルラインを深くすることができました。
塗装の準備完了
機体に付く細かなパーツを取り付けます。ただし、機体色と異なる色で塗られるパーツは別で塗ってから接着することにします。その方が楽ですからね。
今回は飛行状態で作りますから、脚などは作りません。脚の格納庫は蓋を閉めてしまいました。これも楽ちんです♪
キットには専用の陳列台がついてきます。ティルトローターのオスプレイですから斜め上に飛び上がるSTOL発進をしている状態にしてみたいと思います。この姿が一番ヘリでもなければ飛行機でも無いオスプレイならではって気がしますからね。
いよいよ塗装に入ろうと思ったのですが、塗料が無いことに気づきました。ハセガワの飛行機用のグレーは大抵の色は持っているのですが、Mr.カラー#307のSF36320が手持ちにありませんでした。早速プラモ屋さんに買いに行ってきます。
(全作品完成まで あと93)
関連するコンテンツ
作品No.356の記事一覧
- アメリカ海兵隊・MV-22Bオスプレイ Op.356 制作開始 (2015年1月9日)
- MV-22Bオスプレイ その2 機体の整形 (2015年1月12日)
- MV-22Bオスプレイ その3 コクピットの制作 (2015年1月13日)
- MV-22Bオスプレイ その4 コクピットとキャノピー (2015年1月15日)
- MV-22Bオスプレイ その5 キャノピーのマスキング、エンジンナセルの整形 (2015年1月17日)
- MV-22Bオスプレイ その6 サフ吹きと塗装1色目 (2015年1月18日)
- MV-22Bオスプレイ その7 塗装2色目と3色目 (2015年1月19日)
- MV-22Bオスプレイ その8 クリアコートとプロペラの組立て (2015年1月21日)
- MV-22Bオスプレイ その9 デカール貼りと回転翼の塗装 (2015年1月23日)
- MV-22Bオスプレイ その10 プロペラの塗装とクリアコート (2015年1月25日)
- MV-22Bオスプレイ その11 プロップローターのデカール貼り (2015年1月27日)
- アメリカ海兵隊・MV-22Bオスプレイ その12 完成!! (2015年1月29日)
- アメリカ海兵隊・MV-22Bオスプレイ その13 キャノピーの交換 (2015年3月27日)
コメントを残す