キングタイガーポルシェ砲塔 その11 スミイレとOVMの仕上げ
2017年10月4日
Category : AFV ドイツTags : TOONSケーニヒスティーガー
車体のスミイレとOVMなどの仕上げとして錆や汚れを付けました。詳しくは続きをどうぞ…
スミ入れ
クレオスのMr.ウエザリングカラーのグランドブラウンを使ってスミイレします。私は原液のまま筆でスミを入れたい箇所にそのまま塗っていきます。そんなに神経質にならずにざっくり塗っていきます。
そのまま手で触っても取れないくらいに乾かします。このウエザリングカラーはすぐに乾くので、ほんの数分で乾いてしまいます。乾きすぎると逆に拭き取りが困難になるので、あまりのんきに構えていてはいけません。
専用の溶剤を染ませた平筆を使って拭き取っていきます。平筆にはあまりたくさん溶剤を染ませるときれいさっぱり拭き取れてしまうので、ほどほどにしています。エンジンデッキの手前側が拭き取りを終えているのですが、モールドの隅にスミが残って良い感じです。
側面などは垂直に拭き取ります。汚れが流れてスジが付いたイメージです。雨が降った後の自動車と同じです。
コーティング部分は拭き取りがしにくく、あまりたくさんスミ入れ塗料が残ると汚らしいので、薄めたスミ入れ塗料を流すだけで終えます。
砲塔もスミイレをしました。コーティングの隙間にスミイレ塗料が残っているのがわかります。少し濃かったかも知れませんね。(;^ω^)
OVMや排気管の錆
OVMや排気管に錆を浮かせます。錆はMIGピグメントのライトラスト(赤錆色)とスモーク(炭)を混ぜて作った錆色をエナメル溶剤で溶いて塗ります。排気管の先にはスス汚れを付けるためにさらにスモークだけを足します。
エナメル溶剤が乾くとピグメントがカサカサになります。めちゃめちゃサビサビです。
堅めの筆を使って余分のピグメントをこすって落します。その時ダークアイアンを塗ったOVMの金属部分はダークアイアンの表面に浮いた粉っぽい塗料が取れてしたから金属光沢が出てきます。排気管は熱でボロ錆びになっていますから、ピグメントも残し気味にしています。
今日の作業はここまでです。明日は車体部分の汚しをして完成です。
(全作品完成まで あと )
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