護衛艦DDH-81ひゅうが その5 船体の塗装
2019年7月12日
今回はいよいよ船体の塗装です。塗料は説明書にはクレオスの特色セット(もしくは自分で調色)が指示されていますが、手持ちのピットロードの艦船カラーセットから海自グレイ(1)を使いました。いつものように基本色を中心に暗色と明色を使って3色で塗っています。
詳しくはつづきをどうぞ…
影吹き
まずは影になる部分に自家製影色を吹いています。ぬべっとした広い面ばかりの船体なのですが、クレーンを収納する部分など奥まった箇所があるので、そのあたりはまっ黒に塗っています。
空母のような形をしているので、オーバーハングした飛行甲板が覆い被さる部分は影になります。
塗ってて気づいたのですが、艦橋のマストの先端に成型のため余分なあれ(10年以上もプラモをやっててもちゃんとした名前を知らないんですよねwww)を取り忘れていることに気づきました。あんまり違和感なく付いていたので、今の今まで・・・です(;^ω^)
暗色
基本色に影色を混ぜた暗色を使って光が余り当たらない部分を塗りました。船の左舷はオーバーハングが多いので船体の上の方は暗色です。
右舷は艦の前後はオーバーハングがあって暗色となるのですが、中央部分は艦橋とつながるためほぼ垂直に近く、光が良く当たるので、基本色を塗ることにします。
艦橋はわりと凸凹しているので、ほぼ全体に暗色を塗っています。この上から光の良くあたる場所に基本色を重ねていきます。
基本色と明色
続いて残った部分に基本色を吹きます。垂直な面や上向きに傾斜している部分は基本色です。マストはエアブラシを上から下に向けて吹いて上を向いた面が基本色になるようにしています。
ホンの少しだけですが水平になっている面に基本色にフラットホワイトを少しだけ混ぜた明色を吹いてハイライトとしました。
右舷はこんな感じですね。ほんの少し艦橋と船体の色味が違っちゃいましたかね。両面テープとかで仮止めして一緒に塗った方がよかったかもしれませんが、これくらいなら仕上げでわならなくなっちゃくかもしれませ・・・と淡い期待。
ボートを搭載するための穴と船体の色の違いがよく分かると思います。室内の反射光の多い場所では太陽光に比べると強い影ができにくく、明暗があまり出ないので、塗装で明暗を強調してやることで、洋上の強い日の光を浴びている様を再現しているつもりです。
単色の船も3色使って陰影を強調してやるとよりリアルになるよ
マスキング剥がし
甲板のマスキングテープを剥がします。いつもは少しぐらい失敗があったりするのですが、今回は奇跡のようにうまく仕上がりました。今回のような濃いグレーと薄いグレーの場合、少々はみ出ても修正は楽ちんなのですが、こんなときに限って失敗しないんですよね(;^ω^)
この写真で見るとよく分かると思いますが、艦橋の水平面はかなり明るく塗られています。
なんだかもうかなりできあがってきた感じがしてきました。次はここに細かなパーツを塗装しながら取り付けて行きます。船そのものはもうまもなく完成ですね。あとはボートとヘリコプターを作らないといけませんね。
(全作品完成まで あと124)
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