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海上自衛隊・護衛艦DDH-181ひゅうが Op.465 制作開始

Category : 艦船

Scale : 1/450 Maker : ハセガワ Post : 465-1

海上自衛隊・護衛艦DDH181ひゅうが 1/450 ハセガワ

DDH-181ひゅうがは2007年に進水し、2009年に就役したヘリコプター搭載護衛艦です。全通型の飛行甲板を持っていることから空母のように思われますが、さすがに1万4000トンでは空母としてはちょいと小さいですね。それでも自衛隊初の全通甲板を持つ護衛艦ですから、なんだかとても頼もしく見えたものです。

ひゅうが型はヘリコプターを11機搭載し、同時発着も3機ができるなど、従来型のヘリ搭載護衛艦に比べるとヘリコプターの運用が格段に向上しています。日本の近海に潜む怪しい潜水艦を叩くにはヘリコプターが素晴らしい武器ですからね。専守防衛を旨とする海上自衛隊にぴったりの艦です。形が空母に似ていると言うだけで、極めて高い攻撃力を持つアメリカの大型空母と一緒にする困った脳天気さんたちもいますが、対空防御がお仕事のイージス艦と並んでヘリ搭載護衛艦も我が国にとってとっても大切な船なんですね。

ちなみにひゅうがは最初に女性自衛官が搭乗した護衛艦でもあります。そのため、艦内には女性用のトイレや更衣室、お風呂なども備わっています。また、ひゅうがが進水命名された2007年当時の防衛大臣はあの小池百合子氏で、一応命名者は防衛大臣の小池さんということになります。なんとも女性に縁のある船ですね。

前回はエッチングパーツや真鍮製のアンテナを使った豪華仕様だったのですが、今回は1/450という珍しいスケールで、アフターパーツも存在していないので全くの素組みで行くことになります。

では早速製作に入ります。つづきをどうぞ…

船体の組み立て

船体の貼り合せ

まずは船体の左右を貼り合わせます。全長197mのひゅうがは1/450でも40cm超の大型キットです。とはいってもまだ片手で持てるサイズですし、なんとか普通の環境でも組み立てることができます。ハセガワさん、なかなか良いサイズに目を付けましたよね。

船体の貼り合せ

船体の中には4枚の補強版が入ります。この補強版が面白くって、全部同じ形をしているんですね。受け側の船体内側の突起のサイズをかえることで同じサイズ、同じ形の補強版が収まる様に設計されています。パーツを選ぶ手間が無いだけ楽ちんです。こんな工夫は大歓迎ですね。

艦尾の組み立て

艦尾の組み立て

艦尾のパーツを取り付けます。慎重に合わせたつもりだったのですが、少しだけ隙間が空いてしまいました。まぁ、小さな隙間なのでパテで簡単に埋めることができます。

甲板の取り付け

飛行甲板の取り付け

このまま一気に飛行甲板も取り付けました。中に補強板が入っているので船体の歪みも無く、甲板はドンピシャではまりました。

スクリューの組み立て

スクリューの組み立て

艦底部分の組み立てをします。スクリューの軸と軸受けを取り付けます。本当はここでプロペラや舵も付けるように指示があるのですが、それらは破損する心配もあるので、最後に付けることにします。とりあえずはここまでにしておきます。

台座

台座の組み立て

別にこのタイミングで作る必要は無いのですが、台座のパーツを切り出してしまうと大きなランナーが空っぽになるので作ってしまいました。艦底には台座を入れる穴があるので、簡単に船をとめることができます。

工作1日目で残りのパーツ

ここまで来て残っている大型パーツはもはや艦橋だけです。大きな箱の中はたった1日でスカスカです。残りパーツの半分以上は艦載機などで、すでに船自体の組み立てはかなり終ってしまいました。大型のキットとは言え、ヘリ搭載護衛艦は非常にあっさりしたキットですね。1/700の時はエッチングパーツを使っても1週間程度で終っています。今回はエッチングパーツもありませんから、まぁ10日ぐらいでしょうかね。大きいから塗装には時間がかかるかな?

(全作品完成まで あと124)

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