ドイツ・3号戦車M初期型 Op.288 制作開始
2012年10月28日
3号潜水戦車、K型指揮戦車、J型操縦戦車とちょっと妙な3号戦車を作ってきましたが、一人3号戦車祭りの4つめはM型初期型です。
60口径長砲身の主砲、スペースドアーマーなどできる限りの強化策を施されて3号戦車はL型で完成の域に達するのですが、ここに加えて渡渉能力を大幅にアップさせたのがM型です。
エンジンデッキの吸気用グリルと後部オーバーハング下の排気口に防水用ハッチが付き、逆流防止の弁がついたマフラーが装備されました。また主砲の防盾には防水カバーを取り付けるためのフレームも付けられました。
このM型でもシュルツェンの付かないのが初期型で、他にも車間表示灯などが後期型と異なるそうです。そんな初期型を今回はサイバーホビーの白箱で作ります。
組み立て開始
まずは車体を組み立てます。スマートキットの3号戦車はとても組み立てやすく、しかも素組みでも再現度高く作る事が出来る好キットです。ですが、この誘導輪のテンションを調節する機構は説明書通りに作るとちゃんと収まってくれないことが多いのです。そこで私は組み立ての順番を説明書とは大きく変えています。
説明書ではこのテンション調整機構そのものを全部組み立ててしまってから車体側面に取り付け、そこに後ろの装甲版を貼り付けるように書かれています。ですがそれでは後部装甲版にモールドされているこの機構を取り付ける台座との間に隙間が空きやすいのです。
最初に後部装甲版を車体に貼り付けてしまい、この段階で台座が完成します(写真左)。そしてこの台座に合わせるようにテンション調節機構を順番に組み立てていきます(写真中、右)。こうすれば隙間無くキッチリと組み立てられます。ドラゴンの3号戦車を何輛もつくるとさすがに学習します。
足回りを組み立てます。M型は側面にある脱出用のハッチが取り払われています。防御力をアップするためでしょうね。
上部転輪は内側の車輪だけを接着してあります。外側は履帯など足回りの組み立てが全部完了してから最後に取り付けます。これを先に付けちゃうとフェンダーとの隙間が小さい3号戦車では履帯が入れられなくなっちゃうからです。
車輪を組み立てて取り付けてみました。取り付けたと言っても差し込んであるだけです。本当の組み立ては塗装や汚しが済んでからです。
(全作品完成まで あと87)
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