4号突撃戦車ブルムベア 中期型 その3 ツィンメリット・コーティングと履帯の組み立て
2008年7月18日
Category : AFV ドイツTags : 4号戦車ブルムベア
ツィンメリット・コーティング
ブルムベアの中期型を作る場合コーティングは必須のようで、少々それが中期型を選ぶ際の足かせになっているようです。たしかにコーティングは余分の作業ですが、それはそれで楽しい作業でもあります。
私はポリパテ+のこぎりの歯の組合せが好きなのですが、今回はエポキシパテ+ローラー方式ですることにしました。戦闘室の装甲板はのこぎりでもできそうなのですが、このシャーシの狭いパーツの間はローラーもしくはスタンプでないとやりにくいと判断したからです。いっそのことシャーシのパーツの大部分が後付のトライスターのように、未接着の状態でシャーシの装甲板がツルツルなら、どちらでも良かったんでしょうけどね。
使ったパテは、エポ・レジン・プロというモケモケの店長推薦のエポキシパテです。このパテは水でのばすことができるため、あまり力を入れずに簡単に薄くすることができます。ただし水を付けすぎるとベチャベチャになり、硬化に時間がかかるのでほどほどにしないといけません。
そしてローラーもモケモケオリジナルです。このちっちゃなローラーがなかなか使いやすく、アーマーモデリングのオマケのローラーも持ってはいるのですが、未だに一度も使ったことがありません。
履帯の組み立て
コーティングは片面づつ硬化させて行ったため、まる二日かかりました。その間トライスターのブルムベアを作っていました。そして2面(実は4面)ともパテが固まったので、いよいよ次の工程です。
ドラゴンのキットには組み立て式履帯のマジック・トラックが入っています。これがなかなかの優れもので、接着式で組み立て式履帯としては非常に使いやすいですね。
この写真は一列に繋いだ履帯に流し込み接着剤を筆で塗り、固まるのを待っている所です。転輪の下にも接着剤が塗ってあり、こちらもこのまま接着しようという魂胆です。
だいたい最初に塗り始めてから20分経過するとほどよい堅さになるので、これを「よいしょ」と曲げて形を作ります。説明書では片側100個なっていますが、私は99個でした。ちなみにトライスターの説明書では98個です。実際の4号戦車はどうだったんでしょうね?
履帯の組み立てが完了しました。マジックトラックは色の黒っぽい方が左側、他のパーツと同じ色の方が右側です。そしてよく見ると連結ピンの頭が飛び出している方が外側になりますから、これで間違えないですよね。
トライスターははめ込み式で丈夫ではないのですが、可動式に組むことができることになっています。実際には必ずしもそうはならず、最終的に接着したほうが良いのですが、なんとか塗装が終わるまでは持ってくれると期待しています。もし繋がっていてくれなかったらどうしよう・・・
(全作品完成まで あと38)
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