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ドイツ・大型軍用乗用車 ホルヒ・タイプ1a Op.51 制作開始

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : タミヤ Post : 51-1

ドイツ・大型軍用乗用車 ホルヒ・タイプ1a 1/35 タミヤ

ドイツ・大型軍用乗用車 ホルヒ・タイプ1a 1/35 タミヤ

今回のお題は『ドイツ・大型軍用乗用車ホルヒ・タイプ1a』です。2月にキューベルワーゲンを作って以来のソフトスキン車両で、さらに11月に8トンハーフトラック4連高射砲を塗って以来のジャーマングレー塗装です。

ホルヒというのは自動車メーカーの名前で、戦前のドイツではメルセデスベンツと並ぶ大型高級乗用車のメーカーでした。戦後はソ連に接収されたため、この会社が二度と生産を開始することはなく、大変に残念に思います。

そのホルヒ社が作った軍用の大型乗用車がタイプ1aです。このタイプ1aはあの4輪装甲車のSd.kfz.221,222,223と同じく、4輪独立懸架、4輪駆動、そして4輪操舵という非常に複雑なメカニズムを持っていました。これから4輪操舵システムを除いたタイプ1bという簡易版もありました。

今回はこのちょっとマニアックな車両を作ります。SSの迷彩服を着たドライバーが一体付属します。一人ではちょっと寂しいので、以前クルップボクサーに乗せたSS歩兵セットを乗せようと思います。

足まわりの組立て

ホルヒ・タイプ1aと Sd.kfz.223

ホルヒ・タイプ1aと Sd.kfz.223

ゴールデンウイーク最後の日は朝から雨降りです。さんざん遊んでお疲れモードなので、午後からぼちぼちとプラモ作りをしました。パーツ数の少ないキットということもあり、あらかた組み上がってしまいました。

この写真は以前作ったSd.kfz.223フンクワーゲンと一緒に並べて撮影したものです。デフやサスペンションは後で塗装すしなければならないので差し込んであるだけです。といっても塗り分けが必要なのはタイヤを駆動するシャフトの連結部分のゴムブーツを黒くするだけなのですが、これって無視してもほとんどわからないかもしれませんね。

こうして見ると、非常によく似た機構を持っていることがわかります。2本ずつのコイルスプリングで支えられたダブルウイッシュボーンのサスペンション機構まで同じです。おそらく共通のパーツも多かったことと思います。

ボディの組立て

ドイツ・大型軍用乗用車 ホルヒ・タイプ1a ボディの組立て

ホルヒ・タイプ1a ボディの組立て

足回りの次はボディの組み立てです。私の組み立てが悪いのかそこらじゅうに隙間が空いてしまいました。また、パーティングラインが非常にくっきりと残っており、これをいちいち削るのが大変です。古いキットを作るときはこんな苦労が余分に必要になりますね。

ほとんど資料がないので限られたディテールアップしかできません。箱絵を参考にちょっとだけ手を入れました。まずはノテックライトとヘッドライトの支柱です。箱絵では鉄板を曲げた脚で支えられているのですが、キットではプラスチックの固まりなので、これを作り直します。ノテックライトの支柱はプラ板で、ヘッドライトの支柱は真鍮板(エッチングパーツの余り)で作りました。箱絵を参考に適当に作ったので、形も寸法もいい加減です。

次にヘッドライトのコードを銅線で作りました。そして助手席の横に付いているスポットライト(たぶん)をクリアのプラ板に置き換えるためにくり抜きました。要は箱絵で見える範囲だけということです。

(全作品完成まで あと9)

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