対戦車自走砲マーダー2 その8 細部の塗分け
2006年9月22日
Category : AFV ドイツTags : 2号戦車7.5cmPak40/Stuk40マーダー2
インテリアの塗分けと仕上げ
車内のウエザリングをしました。エナメルの焦げ茶でウオッシング。軽くドライブラシでエッジを強調し、コピックでチッピングを描き込みます。コピックは面相筆と違ってペン先が乾かないため、快調なペースでチョンチョンできるので快適です。最後にパステルの焦げ茶を入り隅にこすりつけてできあがりです。
車体の上下を貼り合わせると中がほとんど見えなくなるので、貼り合わせる前に記念撮影です。とは言っても、大して作り込んでいないので記念にもなにもなりませんけどね。
このドラゴンのマーダー2にはドラゴンの子会社(?)のサイバーホビーからディテールアップパーツが発売されています。ほとんどはエッチングパーツの防盾なのですが、私は買いませんでした。防盾だけ薄くなっても、防盾の内側に付いているヒダヒダ(正体は不明)がプラパーツでは興ざめです。しかもこのヒダヒダはプラパーツの防盾の厚みに合わせて加工してあるのでエッチングのペラペラの防盾に貼り付けると奥に隙間ができると思うのですけど・・・
どうしてサイバーホビーはこのヒダヒダもエッチングにしなかったんでしょうね?そうなってれば買ったのに。
このサイバーホビーのティテールアップパーツになにやら太い管が付いています。これのまねをしてちょいと太い管をつけてみました。色はわからないので黒にしました。なんだか電線のような気がしますから・・・なんら根拠はありません、よい子はまねをしないように(+_+)\バキッ!
車体上下の貼り合わせ
いよいよ車体の上下を接着しました。ドライブシャフトをはめるのにちょいと苦労しましたが、それ以外は当初の通りスパッとはまりました。
ドライバー用のハッチを開けてみたのですが、なんと思いのほか中がよく見えます。どうせ見えないからとチッピングをほとんどしなかったペダルも覗けば見えます。しまった!と思っても後の祭り。もう筆もコピックも届きません。距離は近いのですが、駆動用のシャフトがじゃまをしてペダルにチッピングを描き込むことができません。本当なら一番はげている場所なのでしょうけど・・・
戦闘室の塗分け
失敗はそのままにして、気分を切り替えて次へ進むのが完成へのコツです。失敗したからと言って止めてしまうのはもっとダメですね。何でも良いから完成させれば得る物はあります。
そんなわけで、無線機を作りました。いつも無線機の塗装には悩みます。どのつまみが何色で、メーターが何色なのかわかりません。それどころか無線機本体の色だってさだかではないのです。
一応写真をネットで見つけたのですが、白黒写真です。黒っぽくは見えるのですがよくわかりません。パネルの色はボディの色よりも明るい感じもします。そんなこんなを考えに入れて、無線機のラックは車体色(ダークイエロー)、無線機本体やその他の機器類はジャーマングレー、パネルはウッドブラウンにしてみました。
配線は太いのと細いのがあって、細いのはやはり明るい色に見えます。どうやらこの明るい色の細い線が例の赤いヘッドフォンとマイクのコードの様です。太いコードは0.3mmのソフトワイヤー(ハンダのようです)でつけてみました。配線はでたらめです。とりあえず棚においてある機械は全部つながっています。もちろん車体のアンテナ受けにもね。
(全作品完成まで あと10)
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