ドイツ・2cm対空機関砲Flak38砲兵 その4 完成!!
2007年5月28日
Category : 完成 AFV フィギュア ドイツTags : 2cmFlak38Sd.kfz.251ドイツ砲兵
服の塗装と仕上げ
今回の土日は、ほとんど完成間近の2cm対空砲兵を残して後ろ髪を引かれる思いで出かけてばかりでした。結局日曜日は疲れてはいたのですが、どうしても手が止まらずに完成させてしまいました。ただ、プラモ日記をアップする体力が残っていなかったので、翌朝(今です)早起きしてアップしています。
ユニフォームは久しぶりにタミヤの水性アクリル+タミヤエナメルの塗り重ねとブレンディングで陰とハイライトを付けました。色を作らなくても良いというのは便利なのですが、仕上がりが若干ツヤがでてしまいます。最後にスーパークリアのつや消しを吹き付けてツヤを消しました。
ヘルメットはユニフォームより若干濃いめの色に見えるので、フィールドブルーで塗装です。こちらはもう少しツヤが欲しかったので、半ツヤを吹こうかと思ったのですが、指で触っているうちにつや消しが取れて半ツヤになってきたので、そのままにしました。塗膜の弱いタミヤアクリルのおかげで楽ができました。(+_+)\バキッ!
空軍の兵科カラーが国防軍とかと同じかどうかは良く知りませんが、箱絵や説明書でも赤と指示されていますから素直に赤で塗ります。砲兵は赤ですから、納得ですよね。
最後に靴やユニフォームをタミヤのウエザリングマスターで汚します。あの化粧品みたいな道具です。コレは便利で、汚れ加減を簡単に調整できます。歩兵ほどは汚さないのですが、膝やおしり、肘のあたりも軽く汚しておきます。これですべての塗装は完了です。
完成!!
完成しました・さっそく Sd.kfz.251/17C型 に乗せてみました。いつもは車輌の床(戦車の場合は天井とか)に穴を開けて足に付けた真鍮線を刺して立てるのですが、今回は床や側面の装甲板がその下が見えるので、真鍮線を突き抜けさせるわけには行きません。結局兵士たちは瞬間接着剤で直接接着してしまいました。
こうして配置してみると、ナスホルンとかよりもずっと小型の車輌にもかかわらず、両側にガバッと開く装甲板が床に変身するギミックのおかげで、広い戦闘用スペースが確保されています。それでも、高速で移動する飛行機を追いかけるためにクルクルと旋回する機関砲にぶつからないようにするためには砲手以外の3名は大変だったでしょうね。
ほとんど砲の向きが変わらない通常の自走砲に比べて、はげしく砲の向きを変える対空自走砲では、この装甲板が開くアイデアは特筆ものです。両サイドの装甲板を開いた状態で作るのに大変苦労したのですが、こうして完成した姿を見ると報われます。
青い色の空軍のユニフォームを塗るのに塗装色で悩みました。ドラゴンの指定では水色がかった明るい灰色(クレオスのNo.74エアスペリオリティブルー)で、これではちょっと印象が違います。箱絵の色にあわせて、服はミディアムブルーとしました。塗ってるときはそれほど思わなかったのですが、できてみると以外に彩度が高かったですね。次回はもう少し彩度を落としてみます。
なんらフィギュアに改造を加えることなく、車輌と組み合わせて戦闘中のシーンを再現できるフィギュアセットの発売はすごくうれしいですね。雑誌の作例でAFVクラブのSd.kfz.251/17C型(搭載されているFlak38はトライスター製)にドラゴンのフィギュアを合わせたら、砲手がフィットしなかったため、砲手のみトライスター製に換えたという記事がありました。そう考えると、車輌と同じメーカーから発売される純正のフィギュアセットはますますありがたいと思います。ドラゴンさん、これからもめぼしい車輌にはフィギュアセットをよろしくお願いします。
作品.90 Sd.kfz.251/17C型 の写真を追加
2cm対空機関砲Flak38砲兵を乗せた Sd.kfz.251/17C型 の全景です。カッコいいでしょ。
実はこの車輌にはドライバーのフィギュアが付いているのですが、この状態で一人運転席に座っているのは変かな?って思って乗せていません。
この車輌には運転席と助手席そして機関砲の後部に二人分の座席があります。これは Flak38 の定員4名とちょうど同じ数です。移動の時はクルーの誰かが運転を兼ねたのでしょう。余った運転手はどこか他のキットにでも使いましょう。
作品90の Sd.kfz.251/17C型 にもフィギュアの乗った写真を追加しておきました。こちらも良かったら覗いてみてください。
(全作品完成まで あと13)
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