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オーストラリア・M113A1ファイヤー・サポート その4 完成!!

Category : 完成 AFV フィギュア イギリス

Scale : 1/35 Maker : タミヤ Post : 96-4

ウエザリング

M113A1ファイヤー・サポート ウエザリング

M113A1ファイヤー・サポート ウエザリング

最後の仕上げ作業です。まずはウオッシングです。ペトロールに油彩のローアンバーを溶かしてウオッシングです。車体の色が黒っぽいので余り変化がわかりませんが、それでも新車のイメージは無くなります。

次にドライブラシ。元々が角張った形をしていますから、余りきつく入れるとエッジが目立ちすぎるような気がしたので、軽~く、軽~くです。それでも3段階ほどしました。

チッピングは2Bの鉛筆で入れました。アルミ合金製の車体ですからサビサビにはなりません。鉄に比べれば柔らかいので結構擦り傷なんかもあるかもしれません。シルバーで入れようかとも思ったのですが、実車の写真を見てもそんな感じはしないし・・・てことで、鉛筆でお茶を濁しました。まぁ手軽でいいですけどね。

泥汚れは今回は出来るだけあっさりとします。アフリカン・アースという赤茶色のピグメントとインダストリアル・シティ・ダストという灰白色のピグメントを混ぜ、これを筆で汚れそうな箇所に乗せていきます。特に履帯の凸凹にはたっぷりと、車体の側面や前後の装甲板にはスジのように入れます。

いつもは泥状に練ってから塗りつけるのですが、これではちょっとコッテリとしすぎます。そこで今回は粉のままです。もちろんこのままでは定着していないので、さわれば取れてしまいます。そこで、エアブラシにアクリル溶剤だけを入れ、これをピグメントの上から吹き付けます。余分のピグメントはエアブラシの風圧で吹き飛びますが、アクリル溶剤のシャワーを浴びてある程度は定着します。使ったピグメントより、吹き飛んだピグメントの方が多いくらいで不経済ですが、手軽であることは一番です。一晩置いて完全に乾かしてから、最後にセピアのパステルを粉にして、入り隅に置いていきます。これでできあがりです。

 

フィギュアの塗装

M113A1ファイヤー・サポート フィギュアの塗装

M113A1ファイヤー・サポート フィギュアの塗装

フィギュアは昨日の段階では顔だけしか仕上がっていなかったのですが、ちゃんと洋服もシャドウとハイライトを入れます。今回は上半身だけですし、装備品も何もないので簡単に完了です。

完成!!

オーストラリア・M113A1ファイヤー・サポート 1/35 タミヤ

オーストラリア・M113A1ファイヤー・サポート 1/35 タミヤ

完成です。作り始めてから4日で完成!組みやすくパーツ数も少ないタミヤの古いキットならではですが、仕上がりはそれなりにみれる物になりました。高価なアフターパーツを使わなくても、身近な部材でこの程度ならなんとかなるものですね。これからも息抜きに貧乏お手軽モデリングを楽しみたいと思います。

後ろから見たM113A1ファイヤー・サポートです。大きなハッチは可動式ですが、開けても中はがらんどうなので、接着してしまいました。ジェリカンの取っ手と蓋をタミヤのジェリカンセットのパーツで置き換えました。真横から見たM113A1ファイヤー・サポートです。ずんぐりとした車体はアルミ合金で出来ており、水に浮かんだり、落下傘で降下させることができます。前から見たM113A1ファイヤー・サポートです。こうして見るとベルト式履帯もまんざらではありませんね。ただし、内側の面はツルツルですけどね。M113A1ファイヤー・サポートの砲塔です。サラディン6輪装甲車の砲塔をそのまま乗せただけのお手軽改造です。しかしこのおかげで、敵に囲まれて手も足もでなかったM113に攻撃力が出来ました。いつものインチキ合成写真です。オーストラリアと言えば青い空、青い海・・・行ったことないけど(+_+)\バキッ!

(全作品完成まで あと16)

 

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