航空自衛隊・三菱T2-CCV その10 完成!!
2008年1月28日
Category : 完成 飛行機Tags : T-2航空自衛隊
ウオッシング
筋彫りに墨入れをするために、ウオッシングをします。通常はウオッシングはセピアを使うのですが、今回はエナメルのデッキタンにフラットブラックを少し足した物をエナメル溶剤でシャビシャビに溶いて使いました。淡いベージュがかったグレーを使って筋彫りを少しだけくっきりとさせました。
もちろん赤の部分にこれを使うと色味がぼけてしまうので、赤の部分には掛からないように注意します。赤の部分は茶色ぐらいでウオッシングをすればいいのですが、赤がくすむのがイヤで、結局なにもしませんでした。
エンジンの吹き出し口のステンレス部分はシルバーできつめにドライブラシをかけ、その上から、クリアオレンジをドライブラシしました。
が・・・あまり変化ありませんね。
キャノピーの取り付け
コクピットをもう一度ディテールアップです。前にコクピットを作ったときは、計器板とかの写真はあったのですが、このシートの後ろの写真がありませんでした。先日モケモケの店長からもらったF-1戦闘機の写真のなかに、この部分がバッチリ映っている物があったので、追加工作です。
キャノピーにはキャノピーをつかむための取っ手とバックミラー(タブン)そして、機体に引っかかる爪を取り付けました。小さいけれど目立つ部分なので、簡単な工作ですが効果は抜群です。
後部座席も本当はキャノピーを開けるつもりだったのですが、後部座席の写真が手に入らなかったので、ディテールアップができず、結局閉めてしまいました。写真には写っていませんが、取っ手とバックミラーはつけてあります。
完成!!
各種表示灯と機首のピトー管(タブン)を取り付けて完成です。 本当はもう一日かかる予定だったのですが、昨夜は他の用事がキャンセルになり、かなりの時間を制作に費やすことができ、おかげで完成まで行き着けました。
デカールを貼るタイミングとか、フラットブラックを塗るタイミングとかがあまり良くなかったので、ずいぶんと制作の要領が悪かったのですが、これで少しは勉強になりました。次からはこの教訓を生かして、もっと上手にできるかと思います(タブンね)。
いつものインチキ合成写真です。 元の写真はこの場所に F-1戦闘機 が写っていました。もともと T-2 と F-1 はシルエットが同じですから、そっくりそのまま置き換えました。
透明のキャノピーから透けて見える青空が、他の部分とまったく一緒になっているのがスゴイでしょ。いそがしがっているようでも、こんなことをしている時間があるんですからね、マッタク・・・
初のジェット機も無事完成させることができました。塗装の手順やデカールを貼るタイミングなどこれからの課題がたくさんわかりました。また、ツヤ有りの表面がいかにデカールが貼りやすいか、また、そうは言っても、これほどのサイズのデカールを貼るよりは、マスキングをして塗装した方が結局楽にキレイに出来るんじゃないか、なんてことがわかりました。
レーシングカーのような派手なカラーリング、現用国産機ならではの豊富なカラー写真による細部の塗装など、楽しんで作ることができました。しかも、1/48のジェット機とは言えども初期の超音速機ですから、それほど大きくないので助かります。また自衛隊機はやりたいですね。今度はヘリかなにかもいいですね。
(全作品完成まで あと34)
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